陸羽西線と陸羽東線で山形県を横断する 春の青春18きっぷの旅 陸羽西線陸羽東線編 その2

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183系ムーンライトえちごで新宿から新潟に出て、白新線、羽越本線を経由して余目までやってきました。
ここから今回の青春18きっぷの旅の最大の目的である陸羽西線と陸羽東線を使っての山形県横断をしたいと思います。

8:00、余目発新庄行き陸羽西線普通列車に乗車。
陸羽西線は新庄から余目を結ぶ非電化の43kmからなる路線です。
おもに山岳地帯を走り、線路の傍には最上川が流れています。
春を迎える里山風景が見られるかと思ったら、天候が急変して雪が降ってきました。

窓の外は何も見えなくなるくらいの大雪です。
たまにちらっと最上川のゆったりした流れが見えるものの、吹雪の中を力強く突き進んでいくディーゼルカーを体感することくらいしかできませんでした。

乗客はあまり乗っていないものの、新庄駅に着くころには全てのボックスシートに一人は座っているというような乗車率になりました。
ひと駅か二駅の短区間の乗車という人も見かけました。

8:50、新庄着。
列車の全面はすっかり雪化粧を施されていました。

この新庄駅で1時間10分の乗り継ぎ時間ができました。
これまでの乗り継ぎは、新潟駅で5分、村上駅で4分、余目駅で3分という綱渡り的乗り換え時間だったので、駅で撮影をするという余裕がありませんでしたので、ようやくゆっくりと撮影ができます。

新庄駅は山形新幹線の終着駅でもあるので、新幹線の姿を見ることができます。

このように在来線との並びも見られるのがうれしいところです。
もちろん新幹線単体での編成も撮影できます。

陸羽東線と西線は松尾芭蕉の「奥の細道」にほぼ沿った路線でもあるので、ホームには芭蕉像もあります。

たっぷりと時間があったけど、外は雪が降っていたので散策できなかったのが残念です。

10:00、新庄発小牛田行き陸羽東線普通列車に乗車。
陸羽東線は小牛田から新庄を結ぶ94.1kmの非電化路線です。
沿線には鳴子温泉、川渡温泉、中山平温泉などの温泉地があり、臨時快速のリゾートみのりも走る観光路線でもあります。
僕が乗車した時は新庄から鳴子温泉まではガラガラでしたが、そこからはたくさんの観光客で車内は一杯になりました。
今回は乗りつぶしが目的なのでこれらの温泉は素通りしてしまったのは残念でした。。。

さて、僕が乗車した列車の車内を紹介しましょう。

2両編成で、両方とも車両中央部分に4人掛けボックスと2人掛けボックスが並び、車端部にロングシートがあるタイプでした。
キハ110系はほとんどがこの座席になっていますよね。

ちなみに、新庄駅10時発の列車は陸羽西線で新庄まで来た車両がそのまま陸羽東線になったので、実質的には新庄駅で1時間以上の長時間停車をする余目発小牛田行きの長距離列車だと考えてもよさそうでした。

車窓の見どころとしては新庄から見て、鳴子温泉駅の手前で左側に見える鳴子峡でしょう。

ただし、車内からはほんの一瞬しか見えないのでよほど注意していないと見逃してしまいます。
鉄道写真の有名撮影地であるので、JRのポスターなどで見かけたことがある人もきっといると思います。

12:03、小牛田着。
陸羽西線と陸羽東線を使った山形県の横断は終了です。
この2つの路線は未乗路線だったので、また新たに自宅にある乗りつぶしマップに色を塗ることができました。

小牛田からは東北本線を南下して東京へと戻ることにします。
その話はまた次回。

春の青春18きっぷの旅 陸羽西線陸羽東線編まとめ
183系ムーンライトえちごを下車して日本海沿いを北上する 春の青春18きっぷの旅 陸羽西線陸羽東線編 その1
陸羽西線と陸羽東線で山形県を横断する 春の青春18きっぷの旅 陸羽西線陸羽東線編 その2←今ここ
岩切ー利府間の利府支線に乗車して東北本線を完乗する 春の青春18きっぷの旅 陸羽西線陸羽東線編 その3

写真はNikon D40x+Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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