現在の品川駅前は高層ビルが林立し、さながら未来都市のようでもあります。
そんなビル街を一歩抜けると、昭和の時代にタイムスリップしたような光景が広がる一角があるのも品川の特徴でもあります。
→品川区北品川1丁目に残る昭和の町並み(とくとみぶろぐ)
今回はそんな品川で見つけた井戸ポンプを2つ紹介したいと思います。
まずは品川区北品川1丁目で見つけた井戸ポンプから。
路地裏に緑に光る物体があったので、よもやと思い近づいてみると。
あった!
赤く塗られた土台とポンプの緑という色の対比が面白いものでした。
ただ、残念ながら既に枯れポンプのようで、今では使われている形跡はありませんでした。
それにしても、ポンプ横の石垣の苔が美しかったのが印象に残っています。
もうひとつ。
次は北品川2丁目で見つけた井戸ポンプです。
こちらは突き当たりの路地の道の真中にでーんと設置されていました。
この井戸ポンプは現役かどうか確認できませんでしたが、水が出てくるパイプの部分が取り外されていました。
先程とは逆の方向から見てみると、背景となる家に簾がかかっていたり、赤い戸板があったりしてなかなかいい雰囲気に見えました。
品川付近にはまだまだ井戸ポンプがあるという情報も入っているので、近いうちにまた探索に行こうと思います。
写真はNikon D40x+Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。