タイ国政府観光庁とタイ国際航空によるメディア・ブロガーツアーに招待していただき、タイを旅してきました。
今回は旧泰緬鉄道にほんのちょっとだけ乗車してきたレポートです。
鉄道好きにはたまらないショート・レイル・トリップでした。
旅のスタートはリバークウェー・ブリッジ駅から
旧泰緬鉄道の路線は1日3往復しか列車がありません。
そんな貴重な列車に乗る機会がもらえちゃったのですから本当にラッキーです。
旅のスタートはクウェー川鉄橋のすぐ近くにあるリバークウェー・ブリッジ駅です。
クウェー川鉄橋については先日お話したこちらを御覧ください。
→タイのカンチャナブリで旧泰緬鉄道のクウェー川鉄橋を歩いて渡ろう! #AmazingThailand #LoveThailand
鉄道橋ではありますが、人が歩いてもいいのですよ。
Sponsored Link
で、駅ですね。
既にたくさんの人がホームに集合しています。
もちろんこれから列車に乗る人たちですね。
列車到着でテンションアップ!
本来ならば10:44発の列車ではありますが、10分程遅れて駅に到着しました。
ごっついディーゼル機関車が客車を牽引しています。
これ、すんごい迫力なんですよ。
ホームに係の人がいるわけではないので、警笛をガンガン鳴らしながら近づいてきます。
この時点でテンション爆上げです。
客車の方もかなり古そうな感じで、窓もドアも全てフルオープンです。
手を降っている人もいますね。
みんな何だかすごく楽しそうです。
それでは乗車しましょう!
客車内の様子
この列車は客車です。
いま日本で客車列車に乗る機会なんてほとんどなくなりましたが、このタイではむしろ主力です。
車内は木の椅子で、背は直角です。
それがずらりと並ぶのですよ。
床も木です。
網棚は本物の「網」ではありませんでした。
クウェー川鉄橋を渡る!
それでは出発です。
リバークウェー・ブリッジではたくさんのお客さんが乗車したので、結局14分程遅れての出発です。
最初は車窓風景は南国らしいタイの日常的なものです。
しかし、駅を出てすぐにクウェー川鉄橋を渡ります。
橋を歩いていた人は橋の脇に設置された安全地帯に避難して列車を見送ります。
みんな笑顔で手を振ってくれているのが嬉しいですね。
いきなりメインイベントで大盛り上がりだった車内ではありますが、まだまだタイらしい列車旅は続きます。
窓もドアもフルオープン!
実はこの客車は窓は完全開放状態です。
冷房がない車両なので開けていないと危険です。
開けていても暑いことは変わりはないのですが、景色を何者にも遮られることなく見ることができるのが最高です。
緑いっぱいの気持ちのいい景色が続くのでシャッターチャンスはいっぱいです。
あ、この写真はやらせ(笑)
そして一番の驚きはデッキ部分のドアです。
何と、フルオープン!
落ちたら死にますので、十分気をつけなくてはいけません。
でも、ここから流れ行く緑を眺めるのも最高なんですよね。
座席に座って景色を眺めるのに飽きたら、ここからボーッと外を見るのもありですよ。
水が配られた!
このような観光ムード満載の車内で水が配布されました。
冷房なし、扇風機なし、蒸し風呂のような車内ですので、水分補給は大事ですね。
リバークウェー・ブリッジ駅の近くには露天がたくさんあるので、このようなドリンクや氷を買ってから乗車するのもいいですよ。
ワンイェン駅で下車
リバークウェー・ブリッジ駅を出てから約20分で最初の停車駅であるワンイェン(Wangyen)駅に到着。
本来は11:05着ですが、11:23くらいに着きました。
しかも、ホームではなくこっちの方に(笑)
鉄道旅経験はたくさんある僕ですが、線路上に降りたのは初めての経験ですね。
一応ホームはあるのですが、短すぎて長大編成には全く対応していません。
こういうアバウトなところはタイらしいですね。
それではお見送りタイムです。
皆さん、車内から手を振っていたのが印象的ですね。
開け放たれたドアから身を乗り出して撮影する人も(危険ですのでやめましょう)。
修学旅行生かな?
編成の後ろの方は窓が正方形で、車両もだいぶくたびれています。
そしてお別れ。
まとめ
今回旧泰緬鉄道にはたった20分間の乗車しかできませんでした。
それでもクウェー川鉄橋を渡ったり、緑いっぱいの車窓を眺めたり、開け放たれたドアや線路に下車するという貴重な体験ができました。
鉄道旅の原点がここにあると言ってもいいと思います。
鉄道が好きじゃない人もきっと楽しめる旅がここにはありますよ。
タイに行くならばぜひこの鉄道旅を体感してください。
本当ならばこの先にアルヒル桟道橋というこの路線のハイライトがあるのですが、今回はそこまで乗車することができなかったので次回の宿題ですね。
今回の旅はタイ国政府観光庁(TAT)とタイ国際航空(TG)によるメディア・ブロガーツアーで、渡航費、宿泊費、現地でのアクティビティ費を提供していただきました。ありがとうございます。なお、個人的な買い物等は自腹でした。
今回のタイへの旅についての記事はこちらにまとめました。
→3泊5日のタイ旅行!バンコク、アユタヤ、カンチャナブリなどを紹介した記事をまとめてみた #AmazingThailand #LoveThailand
似たテーマの記事はこちら
この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
記事内容や写真使用に関するお問い合せ、記事広告の作成、広告掲載、取材依頼のご相談などは下記リンクからお願いします。イベント取材、旅レポート、製品レビューなどの依頼は大歓迎です。
→お問い合わせメールフォーム
詳細なプロフィールはこちらから。
→プロフィール