5月25日。
大分県別府市の鉄輪温泉での宿泊は大黒屋での夜ご飯は地獄蒸しです。
自分で食材を宿に持ち込んで、地獄釜という温泉の熱を利用した天然蒸し器を使って調理をするのですよ。
今回の食材の一部です(2人前)。
食材は温泉街のはずれにスーパーがあるのでそこで確保いたしました。
マルショクやまなみ店です。
さてさて、これから地獄釜へ食材をかける準備をするわけではありますが、ほとんど宿の女将さんがやってくれました(笑)
こんな風にざるにどんどん食材を入れていくのですよ。
まずは豚肉、もやし、きのこなど。
ほうれん草も軽く洗います。
鳥の手羽先とじゃがいも。
地獄蒸しに最適というはまぐりも投入しますよ。
これで準備が完了です。
蒸し時間が一緒のものをひとつのざるに入れるという方針なので、複数のざるを使います。
これらのざるを地獄釜の近くまで持っていきます。
まずは蒸し時間の長いものからいきましょう。
じゃがいもと手羽先は時間がかかるので最初に蒸します。
窯にどんとざるを乗せます。
その上に麻布をかけて暫く待つ。
これだけです。
蒸し時間が短くていいのがこちらの食材。
同じように蒸していくわけですが、卵を半熟で食べるにはきっかり5分30秒だそうです。
実は今回その時間をオーバーしてしまって、半熟ではなくなってしまいました。
でも、もちろん美味しいことには変わりませんよ。
こちらが蒸し過ぎた卵を入れたざる。
特にはまぐりが最高に美味しい!
豚肉、きのこ、もやしも塩をちょこっとふっていただきます。
焼き肉のたれがあってもいいのでしょうが、シンプルな調理法にはシンプルな調味料だけでもばっちり合います。
こんなに簡単に、こんなに美味しい物ができあがってしまうなんて本当に不思議です。
これらを食べている間にじゃがいもと手羽先も蒸しあがったようです。
いい色に仕上がりました。
じゃがいももホクホクです。
これらのものは全部食べきってしまったわけではなく、少し残して朝食用にしました。
朝はまた蒸せば美味しくいただけるわけです。
ちなみにスーパーで購入した食材は飲み物込みで計2284円(2人前)でした。
宿泊費は一人3300円だったので、一人分の合計金額は4442円。
このお値段で美味しい食事と温泉を楽しめちゃうのですから、鉄輪温泉の大黒屋はかなりリーズナブルですよ。
実は食材に関しては使わずに東京に持ち帰ってきたものもあるので、購入する際にちゃんと予測できていればもっとお安く済んだと思います。
持ち帰ったのはキャベツ4分の1とお餅で400円分くらいだったかな。
食事を終えて、洗い物を済ませるとすっかり日が落ちました。
これから夜の散歩をしつつ、共同浴場で温泉にでも入りましょうかね。
続きはまた次回。
四国・九州温泉巡りの旅
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写真はNikon D7000+Nikon AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G AFSDX35 1.8Gで撮影したものです。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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