青い空、青い海、天上山の砂漠地帯に囲まれた多幸湾にある多幸湧水『 #tokyo島旅山旅で神津島に行こう！』その14 #神津島

この旅は東京都の観光PR事業「tokyo reporter 島旅&山旅」で神津島に招待していただいたものです。
詳細はこちらからどうぞ。
→tokyo reporter 島旅 & 山旅

今回の神津島への旅レポートは多幸湧水についてです。

神津島は水が豊富な島のようです。
水の分配方法についての会議をするために伊豆諸島の島々の神が神津島に集まったのですが、分配のための水がわずかしかなかった利島の神がその水の中で暴れまわり、その時に飛び散った水によって神津島に湧き水が出るようになったという伝説があるそうです。
そんな湧き水のひとつが今回紹介する多幸湧水です。

神津島の西側に集落があり、そこから車で山を越えて東側に出ると三浦漁港があります。
東京からの船が発着する港でもあります。

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その横に多幸湾があります。
白砂が美しいみごとな砂浜です。

夏には観光客で大いに賑わうことでしょうね。
この砂浜の一角に囲いがあります。

看板も出ていますが、字が薄くて見えにくいですね。
「東京の名湧水51選多幸湧水」と書いてあります。
囲いの中に入ってみましょう。
その中には湧き水を汲むことができるように設備が整えられていました。

透明感の水が途絶えることなく流れ続けています。

島の人もペットボトルを持参して、ここから水をもらっていくこともあるそうです。
ただし、飲むのは煮沸してからの方がいいようですよ。
なぜ砂浜にこんな湧き水が出ているのかといいますと、すぐ横に500mクラスの天上山があるからです。

この山に染みこんだ水がここで一気に湧いているということですね。
それにしても、このダイナミックな眺めはみごとですよ。
草木の生えていない砂漠地帯が山の上から砂浜まで伸びているというあまり見たことのない景色に圧倒されました。

海側に目を転じてもこの眺めです。

青い空、青い海、白い砂浜。
南国のリゾート地に来たような気分になりました。

この多幸湾からは神津島飛行場に離着陸する飛行機も見えます。
僕が行った時はタイミングよく着陸体制に入った飛行機を見ることができました。

あの山の上に飛行場があるのですよ。
はるか頭上にはどこへ向かっているかわからないけど、別の飛行機も見えました。

観光のオフシーズンということもあって、誰もいない多幸湾はちょっと寂しげではあったけど、この景色を独り占めする気分は最高でしたよ。

多幸湾の場所はここらへんになります。

次回は松山遊歩道を紹介します。
続く。

神津島の場所はこちらの地図をご覧ください。

写真はNikon D610+Nikon AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRで撮影しました。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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