今回の冬の青春18きっぷの旅は、1回目は上野ー長岡ー直江津ー長野ー越後川口ー赤羽というルートを辿り、2回目は上野ー勝田ー水戸ー袋田ー安積永盛ー上野というルートでした。
→暴風雪という悪天候の中新潟へ 冬の青春18きっぷの旅 その1(とくとみぶろぐ)
→茨城県のローカル私鉄、ひたちなか海浜鉄道に乗車するため勝田へ 冬の青春18きっぷの旅 その8(とくとみぶろぐ)
3回目の18きっぷでの旅ではまた雪が見たくなったので、雪がある路線を考えてみて、メインを只見線としてみました。
この季節の只見線は猛吹雪で運休になってしまうことすらある路線なので18きっぷでの日帰りはかなり冒険的なことでもあるのですが、夏よりも過酷な冬の景色を見てみたいという思いが高まったので後先のことを考えずにとりあえず行ってみることに。
上野発6:27の高崎行きに乗る予定だったのですが、またしても早く駅に着き過ぎてしまったのでその1本前の6:16高崎行きに乗車。
いつもは進行方向左に座るのですが、今回は右側に座っていつもと違う景色を見ることにしました。
朝日を後ろのほうから感じ、これから1日が始まるということを太陽が伝えてくれているような感じです。
しかし朝が早いこともあってかまたしてもいつのまにか睡眠タイムに。
最近早朝出発だとついつい眠ってしまうという悪い癖が付きはじめているので何とかしないとな。
8:04高崎着。
ここで上越線への乗り換えとなります。
8:23高崎発。
高崎近辺ではまだ雪はないのですが、渋川を越える辺りから雪が見えてきます。
快晴の天気に薄く積もった白い雪がよく映えます。
この高崎からの上越線も進行方向右側に座りましたが、左の方の景色が個人的には好みです。
でもこの日はなんとなく進行方向右に座るというのがテーマになっていたのです。
9:27水上着。
写真は水上駅直前で、ここまでくるとだいぶ雪が積もっているのがわかります。
9:50水上発の列車に乗り込みます。
この日は平日にもかかわらず近所の幼稚園生の団体さんも乗り込んでいるため車内の座席はかなり埋まっています。
僕が座ったボックス席にも見知らぬ旅行者らしきおじさんが座ってきました。
するとそのおじさんが声をかけてきたのです。
おじさん(以下お)「旅行ですか?」
とくとみ(以下と)「はい」
旅先で道を聞かれることはあっても、こんな風に話しかけられるのは滅多にないことなのでちょっとびっくりしましたが、
お「私もです。これどうぞ」
と缶コーヒを出されました。
こんな風に事前にコーヒーを準備しておくなんて、話しかける気満々でこのおじさんは列車に乗り込んできたのですね。
お「どちらまで行くのですか?」
と「小出まで行って只見線で会津若松まで行く予定です」
お「奇遇ですねえ。私も只見線で会津若松まで行きます」
という風に会話が進み、旅は道連れ世は情け。
このおじさんと1日行動を共にすることにしたのです。
続きはまた次回。
冬の青春18きっぷ「只見線の旅」まとめ
・大雪を見るために只見線に乗りに行く途中見知らぬおじさんと知り合う 冬の青春18きっぷの旅 その18←今ここ
・土樽駅の雪下ろしと上越線小出駅周辺散策 冬の青春18きっぷの旅 その19
・キハ40のボックスシートに座り、いよいよ憧れの只見線の発車時間に 冬の青春18きっぷの旅 その20
・真冬の只見線、小出ー会津川口間乗車記 冬の青春18きっぷの旅 その21
・真冬の只見線、会津川口駅でのタブレット交換 冬の青春18きっぷの旅 その22
写真はNikon D40xで撮影したものです。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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