春夏冬にはJRから青春18きっぷが発売されます。
18きっぷはJR全線の普通列車(快速を含む)が5日間乗り放題になるという切符です。
この冬の18きっぷの有効期間は12月10日から1月20日までの1ヶ月ちょっとで、僕は第1弾の鈍行列車の旅として飯山線に乗ったり、上越線の土合駅に行ったきたことを以前報告しました。
→暴風雪という悪天候の中新潟へ 冬の青春18きっぷの旅 その1(とくとみぶろぐ)
そして先日第2弾の旅をしてきたので、今回からレポートしたいと思います。
旅の出発地はいつものように上野駅。
当初の予定では6:51発の常磐線、勝田行きに乗る予定でしたが、かなり早く上野駅に到着してしまったので、その1本前の6:31発の勝田行きに乗車しました。
常磐線はかなり身近なところを走っている路線なのですが、茨城方面へ行くことがほとんどないのでめったに乗ることがない路線なのです。
最近乗ったのでは関東鉄道竜ヶ崎線に乗りに佐貫へ行ったときと、130円大回り乗車で友部まで行ったくらいです。
→関東鉄道竜ヶ崎線 その1(とくとみぶろぐ)
→130円大回り乗車の旅をしてきた(とくとみぶろぐ)
従って常磐線の車窓はほとんど見たことがないのでしっかりと見ていこうと思ったのだけど、朝が早かったこともあってか記憶にあるのは松戸まで。
気がついたら水戸駅についていました。
1時間半近くも眠ってしまい非常にもったいないことをしてしまったので、またこの区間は再チェレンジしてしっかり車窓を楽しもうと思います。
水戸で目を覚ましたけど、そこでは下車せず終点の勝田駅に8:37にやってきました。
今回の旅の第1の目的、それはこの勝田駅から阿字ヶ浦駅までを約26分で結ぶローカル私鉄、ひたちなか海浜鉄道に乗車することです。
「ひたちなか海浜鉄道」と言ってもまだ僕の中ではぴんと来ず、昨年までの「茨城交通湊線」と言った方がしっくりきます。
かつては上野駅から急行あじがうらが夏の海水浴シーズンになると走っていたくらい賑わいがあった路線ですが、今では1時間に1本か2本、しかも1両編成か2両編成という短い編成でしか走らなくなり、廃止の噂もちらほらあります。
昨年運営が茨城交通からひたちなか海浜鉄道に変わり存続されてはいますが、いつなくなってしまうかわからない路線ではあるので、できるだけ早く乗りに行っておこうと今回の計画のひとつに加えました。
さて、勝田駅のひたちなか海浜鉄道の乗車ホームは1番線にあります。
2番線以降が常磐線が使用するホームです。
写真でも右側が水戸方面に行く常磐線ホームになっています。
ここから勝田ー阿字ヶ浦間を往復する予定ですが、単純に往復料金は1140円になりますが、土日祝日になりますと1日乗り放題の「湊線1日フリーきっぷ」が発売されます。
普通に往復するだけでもこの切符を使えばお得なのですが、訪れた日は平日だったためこの切符は使用できませんでした。
この日は9:22発のたった1両の車両に乗って阿字ヶ浦を目指します。
さらに詳しい話はまた次回。
冬の青春18きっぷ「茨城の旅」まとめ
・茨城県のローカル私鉄、ひたちなか海浜鉄道に乗車するため勝田へ 冬の青春18きっぷの旅 その8←今ここ
・かつて北海道の大地を走っていたひたちなか海浜鉄道湊線のキハ22 冬の青春18きっぷの旅 その9
・ひたちなか海浜鉄道湊線乗車雑感 冬の青春18きっぷの旅 その10
・ひたちなか海浜鉄道湊線の終着駅、阿字ヶ浦駅の長大ホームと給水塔 冬の青春18きっぷの旅 その11
・ひたちなか海浜鉄道湊線の終着駅、阿字ヶ浦駅の哀愁あふれる駅舎 冬の青春18きっぷの旅 その12
・水郡線で水戸から袋田へ 冬の青春18きっぷの旅 その13
・井戸や学校など見所満載の袋田の滝への徒歩行 冬の青春18きっぷの旅 その14
・トンネルを通るとそこは袋田の滝だった! 冬の青春18きっぷの旅 その15
・袋田の滝の新観瀑台からの眺めは本当にいいのだろうか!? 冬の青春18きっぷの旅 その16
・袋田駅から水郡線で安積永盛に出て東北本線で上野へ 冬の青春18きっぷの旅 その17
写真はNikon D40xで撮影したものです。