今年の冬の青春18きっぷの最初の旅の目的地は、富山。
富山へ行く最大にして唯一の目的は富山ライトレールの「「ポートラム ・エコプロジェクト2008」」でライトレールの車体に貼られているはずの僕のエコシールを確認して写真を撮ること。
それだけ。
それだけのために片道約10時間かけて東京から富山へ行くことにしたのです。
行きのプランとしては2009年3月で廃止、臨時列車化されるムーンライトえちごで新潟へ行き、越後線、信越本線、北陸本線と乗り継いでいくものです。
これで富山到着予定時刻は10:03。
12:19に富山を出て、北陸本線、信越本線、上越線、高崎線と乗り継いで上野に帰ってくるという計画でした。
最初のムーンライトえちごですけど、新宿発が23:10で日付が変わる高崎着が0:47。
新宿から18きっぷを使ってしまうともったいないことになるので、新宿ー高崎は通常の運賃1890円を支払うのがお得なのです。
ところがもっとお得な方法があるのですよ。
それは高崎まではムーンライトえちごを使わないで、上野発23:06の普通列車で普通の切符を購入して高崎まで行くこと。
この列車の日付が変わるのは吹上なので、吹上までの運賃を支払って、そこから18きっぷ利用に切り替えればいいのです。
僕の地元の駅からだと、高崎までは1890円ですが吹上までは950円。
これだけで940円の節約になります。
というわけで、23:09発の列車に乗るために上野駅にやってきました。
この中央改札から旅が始まるのはひじょうに気持ちがいいものです。
新宿や東京からだと旅が始まるという気が起こらないのですが、やっぱり上野のこの風景は僕にとっての旅のスタートの風景なのです。
上野駅に来るとつい寄ってしまうのがブルートレインが発着する13番ホームです。
そこにはこんな掲示が。
日本海側を走るあけぼの、日本海が強風・大雪のために運休ということ。
今回僕が乗る予定だったのは日本海側を走る越後線、信越本線、北陸本線。
いやーな予感がします。
確かに天気予報を見たときは、新潟県や富山県は「暴風雪」でした。
東京に住んでいたら「暴風雪」なんて天気見たことないし。
まあ何が起こるかわかりませんが、とにかく新潟までは行ってみようと思います。
とりあえず上野駅の7番線に行き、新前橋行きの普通列車に乗り込み高崎まで向かうことにします。
冬の青春18きっぷの旅まとめ
・暴風雪という悪天候の中新潟へ 冬の青春18きっぷの旅 その1←今ここ
・強風の中、信越本線はダイヤどおりの運行が不可能に 冬の青春18きっぷの旅 その2
・普通列車「妙高号」で直江津から長野へ 冬の青春18きっぷの旅 その3
・日本一の豪雪路線、飯山線を行く 冬の青春18きっぷの旅 その4
・猛吹雪の中、上越線土合駅へと降り立つ 冬の青春18きっぷの旅 その5
・462段の階段がある日本一のモグラ駅、上越線土合駅 冬の青春18きっぷの旅 その6
・猛吹雪の上越線土樽駅から東京へと帰還 冬の青春18きっぷの旅 その7
写真はNikon D40xで撮影したものです。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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