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スイッチバックが残る土讃線坪尻駅を訪問する 四国初上陸の旅 その4

投稿日:2010年8月30日 更新日:

とくとみぶろぐ


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8月16日。
前日の夜東京駅をサンライズ瀬戸で出発し、この日の朝に四国の高松へとやってきました。
高松駅にはこんな車両がいましたよ。

岡山行きのアンパンマントロッコです。
窓ガラスのないこの車両で瀬戸大橋を渡るのは気持ちいいでしょうね。

ところで、今回の旅の切符についてお話するのをすっかり忘れていました。
今回利用したのが高松・松山ゾーンの周遊きっぷです。
周遊きっぷとは、フリー区間内であれば特急の自由席にも乗れるゾーン券と、フリー区間までの行き券、フリー区間からの帰り券の3枚で構成される切符です。
通常のフリーきっぷだと往復の経路は決められていますが、この周遊きっぷではその経路を自由に決めることができます。
例えば今回のように四国へ行くのであれば東海道本線、山陽本線、宇野線、瀬戸大橋線という経路がありますが、思いっきり遠回りして東京から東北本線で青森まで行って日本海を縦貫してくるというような経路を選択することもできます。
つまり周遊きっぷは往復経路を個人個人で自由に設定できるとても自由度の高い切符なのです。
乗り降り自由となるフリー区間はゾーン券の地域は時刻表のピンクのページに詳しく載っているのでそちらをご覧下さい。
今回の僕は行き券はサンライズ瀬戸、帰り券は山陽・東海道新幹線というまともなルート選択をしています。

堅苦しい切符の話はこれで終りにして、旅の続きを見ていくことにしましょう。

8:25、高松発高知行き特急しまんと5号に乗車。
9:00、琴平着。

高松・松山ゾーンの周遊きっぷの範囲はこの琴平駅までです。
最初の目的地はさらにこの先で、普通列車しか停車しない駅なので、ここで一旦下車して切符を購入しました。

9:20、琴平発阿波池田行き普通列車に乗車。

1両編成のロングシート車両です。

発車時には20人程のお客さんがいました。
しばらく山間部を走るとついに目的の駅が見えてきました。

しかし、ホームがある場所を通過してしまいます。
そして本線の隣の行き止まりの引き上げ線に入って一旦停車。

ここで運転士さんが後ろの運転台へと移動します。

これまでの進行方向とは逆側に動き始めました。

分かりづらいかもしれないけど、左側の線路へと進んでいきます。
この線路は途中で行き止まりになってしまうのですが、その手前にホームがあります。

9:51、坪尻着。

駅の構造をまとめると下図のようになります。

琴平から阿波池田方面へは急な下り坂になっています。
SLや旧式の車両の場合坂道で一旦止まってしまうと再び発進できなくなってしまうので、平坦な場所に駅を作る必要がありました。
坪尻駅の場合、引き上げ線と駅の部分が平坦になっていて、本線は勾配がある線路です。
従って坂道から、平坦な引き上げ線に一旦入って停車して、進行方向を変えて平坦な坪尻駅へと入るという仕組みが作られたのです。
しかし、現在の車両性能だと坂道での発進は苦にならないので、日本全国でこの仕組は廃止されつつあります。
この坪尻駅はその生き残りというわけです。
この行きつ戻りつする仕組みのことをスイッチバックと言います。

このブログでも何度も登場している篠ノ井線の姨捨駅、信越本線の二本木駅、肥薩線の大畑駅、真幸駅もスイッチバックのシステムがある駅でした。

さて、この坪尻駅を訪れたのはスイッチバックを見るということはもちろんのこと、もう一つの目的があったのです。
その話はまた次回。

四国初上陸の旅まとめ
サンライズ瀬戸で四国へ向けて出発進行! 四国初上陸の旅 その1
サンライズ瀬戸の車窓から日の出を見る 四国初上陸の旅 その2
サンライズ瀬戸で瀬戸大橋を渡って四国初上陸! 四国初上陸の旅 その3
スイッチバックが残る土讃線坪尻駅を訪問する 四国初上陸の旅 その4←今ここ
山間の秘境駅、土讃線坪尻駅 四国初上陸の旅 その5
坪尻駅周辺で廃墟や通過する特急列車を撮影する 四国初上陸の旅 その6
785段の階段を上り金刀比羅宮を参拝する 四国初上陸の旅 その7
高松築港駅からことでんに初乗車する 四国初上陸の旅 その8
日本昔ばなしにも登場する鬼ヶ島へと上陸する 四国初上陸の旅 その9
鬼ヶ島での人々の生活 四国初上陸の旅 その10
鬼が島をぐるっと一周サイクリングして山の頂上に到達する 四国初上陸の旅 その11
鬼ヶ島に残る鬼の住処の洞窟を探検する 四国初上陸の旅 その12
アンパンマン列車で高松から松山へ 四国初上陸の旅 その13
大手町のダイヤモンドクロスと郡中線松前駅訪問 四国初上陸の旅 その14
松山市駅で坊っちゃん列車の出発準備を見学する 四国初上陸の旅 その15
坊っちゃん列車で道後温泉へ 四国初上陸の旅 その16
瀬戸内海に沈み行く夕日を眺めることができるコスタ北条に宿泊する 四国初上陸の旅 その17
今治から大島までしまなみ海道をサイクリングする 四国初上陸の旅 その18
緑と青が溢れる大島サイクリング 四国初上陸の旅 その19
サヨナラしまなみ海道、サヨナラ四国 四国初上陸の旅 その20
岡山の路面電車にほんの少し乗車する 四国初上陸の旅 その21
あなごめしときびだんごを食べながら新幹線で帰京する 四国初上陸の旅 その22

写真はNikon D90Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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