8月17日。
僕の名前と同じ読み方をする伊予鉄道松前(まさき)駅を訪問した後、松山市駅に戻ってきました。
ここから路面電車の市内線に乗ります。
松山、道後温泉と言えば夏目漱石の「坊ちゃん」が舞台となった場所です。
作中には蒸気機関車と小さな客車の記述があり、伊予鉄道では近年当時とほぼ同じ外観のSLと客車を復活させました。
その名も「坊っちゃん列車」です。
ただし、SLと言っても現在の町中で石炭をガンガン焚いて走るわけにはいかないので、ディーゼルエンジンを積んでおり、正確にはディーゼル機関車です。
2編成あるので少し待てばこの坊っちゃん列車に乗車することができます。
乗車するには運賃とは別に大人300円、子供200円の特別料金が必要になります。
松山市駅で待つこと数分。
角を曲がって坊ちゃん列車がやってきました!
機関車を方向転換させる転車台はここにはないのですが、なんと手動で向きを変えます。
まずは機関車と客車を切り離します。
次に運転士さんが降りてきて、グルグルと回転させます。
方向転換完了。
客車の移動もこれまた手動です。
最初は一人でがんばっていたものの、やはり限界があるようで途中からもう一人ヘルプに入ってきました。
そして機関車と客車をしっかりと安全に接続させます。
さあ、坊ちゃん列車の出発準備完了です!
続きはまた明日。
四国初上陸の旅まとめ
・サンライズ瀬戸で四国へ向けて出発進行! 四国初上陸の旅 その1
・サンライズ瀬戸の車窓から日の出を見る 四国初上陸の旅 その2
・サンライズ瀬戸で瀬戸大橋を渡って四国初上陸! 四国初上陸の旅 その3
・スイッチバックが残る土讃線坪尻駅を訪問する 四国初上陸の旅 その4
・山間の秘境駅、土讃線坪尻駅 四国初上陸の旅 その5
・坪尻駅周辺で廃墟や通過する特急列車を撮影する 四国初上陸の旅 その6
・785段の階段を上り金刀比羅宮を参拝する 四国初上陸の旅 その7
・高松築港駅からことでんに初乗車する 四国初上陸の旅 その8
・日本昔ばなしにも登場する鬼ヶ島へと上陸する 四国初上陸の旅 その9
・鬼ヶ島での人々の生活 四国初上陸の旅 その10
・鬼が島をぐるっと一周サイクリングして山の頂上に到達する 四国初上陸の旅 その11
・鬼ヶ島に残る鬼の住処の洞窟を探検する 四国初上陸の旅 その12
・アンパンマン列車で高松から松山へ 四国初上陸の旅 その13
・大手町のダイヤモンドクロスと郡中線松前駅訪問 四国初上陸の旅 その14
・松山市駅で坊っちゃん列車の出発準備を見学する 四国初上陸の旅 その15←今ここ
・坊っちゃん列車で道後温泉へ 四国初上陸の旅 その16
・瀬戸内海に沈み行く夕日を眺めることができるコスタ北条に宿泊する 四国初上陸の旅 その17
・今治から大島までしまなみ海道をサイクリングする 四国初上陸の旅 その18
・緑と青が溢れる大島サイクリング 四国初上陸の旅 その19
・サヨナラしまなみ海道、サヨナラ四国 四国初上陸の旅 その20
・岡山の路面電車にほんの少し乗車する 四国初上陸の旅 その21
・あなごめしときびだんごを食べながら新幹線で帰京する 四国初上陸の旅 その22
写真はNikon D90+Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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