昭和の香りのする路地裏散策をするために神楽坂に行ってきました。
神楽坂は以前何度か来たことがあるものの、ちゃんと歩いたことがなかった町なのです。
ものの本によると、特に関東大震災以降繁華街として栄えたようです。
上野、浅草、銀座などの繁華街が震災の影響を受けて、そこからいくつかのお店が神楽坂に移ってきたようです。
そんな神楽坂の町を紹介したいと思います。
今回は路地裏特集です。
まずは神楽坂のはずれにある赤城神社というところに行ってきました。
その裏手にある路地です。
ISO上げ過ぎの写真でごめんなさい。
実際はもっと落ち着いた感じなんですよ。
もしかしたらここは神社の私道なのかもしれませんが、道の傍らに木があるというのが東京らしくありません。
道路自体は舗装されていますが、この木のおかげで暖かさを感じることができます。
この道を少し行くとこんなものを見つけました。
カバーがかけられていますが、その形状と周囲の様子から井戸跡だと思われます。
ちょっと前までは谷中にもこういう井戸があったけど、今でも現役なのかな。
神楽坂は文字通り坂の多い町です。
メインストリートはもちろん坂道で、脇道を入るとまたすぐに坂や階段に当たります。
僕は下町に住んでいるので細い路地は常に見ているのですが、近所に坂や階段はないのです。
だからこういう階段があるとわくわくしてしまうのですよ。
長い階段ではなくこういう短い階段だと特にです。
上の写真の階段は昔からあるようなものですが、こういう新しく舗装されなおした階段もありました。
手すりは古そうでしたが、下のタイル張りのような地面は当たらしそうです。
手すりは大正モダニズムの流れなのかな。
そしてこれが一番のお気に入りの路地。
この不恰好な石畳と、人がようやくすれ違うことができるくらいの細さ。
もう最高ですよ。
この路地を抜けたところが神楽坂のメインストリートです。
向こうに微かに人通りが見えると思いますが、通りのすぐ横にこんな素敵な路地があるのがいい感じです。
こういう道を見ているだけでも幸せを感じちゃいますよ。
このように素敵な路地があるからには、素敵な建物もたくさんあります。
次回はカフェを中心に気になった建物を紹介したいと思います。
※全ての写真はNikon D40xで撮影したものです。
・神楽坂路地裏散歩 その1←今ここ
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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