1月9日。
修善寺温泉街の河原湯という足湯に入り、町を少し散策してから筥湯(はこゆ)という温泉に入ることにしました。
建物まで行ってみると、その隣になにより塔のようなものがありました。
これは仰空楼という高さ12mの展望台でした。
一番上まで上がってみると、修善寺温泉の町を一望とまではいかないけれども、高いところから見る眺めは気持ちのいいものでした。
展望台の吹きさらしのところにいたらすっかり冷え切ってしまったので、温泉で温まることにしましょう。
仰空楼のすぐ隣に筥湯があります。
かつて源頼家がこの温泉に入っていたときに刺客に襲われたこともあるという逸話がある温泉です。
入浴料金は350円。
湯船はひとつだけで、洗い場もほとんどないシンプルな内装でしたが、檜の香りがほのかに漂っていて、匂いでも楽しめる温泉でした。
お湯は熱くもなくぬるくもなくちょうどいい湯加減で、しっかりと温まることができました。
飾らない雰囲気のいい温泉だったと思います。
温泉の後はバスで伊豆箱根鉄道駿豆線の修善寺駅に戻り、そこから駿豆線で三島駅へ。
ちょうど日没の時間くらいになり、空がいい具合に紅く焼けていました。
旅の終わりに見る風景としては最高でしたよ。
三島からは東海道本線を乗り継いで東京駅へ。
熱海からはいつものようにグリーン車でゆったりと帰ってきました。
18きっぷの旅でも最後は贅沢にグリーン車で帰ってくると、一日の疲れが吹き飛ぶようです。
さて、今回の冬の青春18きっぷの旅は温泉あり、撮り鉄ありと日帰り旅行でしたがなかなか充実した内容となりました。
次は春の花咲く頃に18きっぷが発売されますね。
また楽しい旅を企画したいと思います。
冬の青春18きっぷで行く修善寺の旅まとめ
・冬の青空の下、伊豆へ行こうと思う 冬の青春18きっぷで行く修善寺の旅 その1
・富士山と伊豆箱根鉄道の写真を撮影する 冬の青春18きっぷで行く修善寺の旅 その2
・伊豆箱根鉄道駿豆線を乗りつぶす 冬の青春18きっぷで行く修善寺の旅 その3
・伊豆修善寺の日枝神社と修禅寺 冬の青春18きっぷで行く修善寺の旅 その4
・修善寺川沿いの足湯に入る 冬の青春18きっぷで行く修善寺の旅 その5
・修善寺温泉筥湯(はこゆ)で旅を終える 冬の青春18きっぷで行く修善寺の旅 その6←今ここ
写真はNikon D90+Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影しました。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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