雨の中ゆいレールの首里駅周辺の散策をしてみる沖縄・渡名喜島への旅その3

12月5日。
おくなわ離島ガイド・プロジェクトのモニターツアーへ当選した僕は那覇へとやって来ました。
初日のこの日は那覇で1泊して、翌日メインイベントである渡名喜島へ渡るというスケジュールになっています。

宿泊するホテルにチェックインした後、まだ日没までには時間があるので那覇の町をぶらぶらと歩いてみることにします。
まずはホテルの部屋から見えた沖縄風の民家を見に行きました。

ホテルやマンションなどの高層建築の谷間にぽっかりとできたスペースに平屋の民家が何軒か残っていました。
家屋の横にはこんな雨水を貯めておく装置がありました。

ここだけでなく屋上などにこのような貯水槽を設けているところがたくさん見られましたので、沖縄では水は大切なものだったのでしょうね。
今でもこの水は庭の手入れなどで使用されているように見受けられました。
さらに忘れてはならないのはシーサーです。

各家庭に必ずこのシーサーがいます。
魔除けの意味を持つものらしく、民家だけでなくホテルなどの高層建築でも見られました。

ホテルの最寄り駅である牧志駅から再びゆいレールに乗車することにしました。
24時間使用の一日乗車券を購入してあるので、適当に乗り降りしてみようと思いましたが、雨が降っているということもあるので取り敢えず終点の首里駅を目指します。

ゆいレール沿線には近代的な建物が立ち並びますが、時折最初に紹介したような沖縄風低層民家も見られます。
首里駅で下車して駅の周辺をちょっとだけ歩いてみることにします。
首里駅周辺は高低差が非常に多く、坂道が多い町でした。

近代的な町並みではなく民家が多いほうがいいかなと適当に歩いてみることにします。
小学校脇のこの道なんて良さげな感じです。

ここでもやはりシーサーがたくさんいます。

各家庭で異なる表情、形、色合いなのでコレクションしていくのも面白いかも。
シーサーと並んでよく見かけたのがこれです。

「石敢當」と書かれています。
「いしがんとう」と読み、これもシーサーと同じように魔除けの意味合いがあるそうです。

歩いていたらすぐ大通りに出てしまい、見上げるとゆいレールの突端がありました。

モノレールのレールの終わりって突然現れるので物寂しさがあるように感じます。
さてさて、雨も強くなってきているのでゆいレールで牧志駅へと戻ることにしました。
駅構内の一角に首里駅文庫がありました。

自由に本を借りることができるようです。
駅にこういうのがあると気軽に本を借りられそうですね。
僕の周囲では地下鉄東京メトロ千代田線の根津駅にもこのような駅内図書館があります。
そうそう、クリスマス前だったのでこんな飾り付けもありましたよ。

それではこのモノレールで牧志駅に戻ることにします。

続きはまた次回。

写真はNikon D90+シグマ 30mm F1.4 EX DC デジタル専用 HSM ニコン用で撮影したものです。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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