意気揚々と渡名喜島への船に乗るために行ったフェリーターミナルで待ち受けていた現実とは！沖縄・渡名喜島への旅その5

12月6日。
おくなわ離島ガイド・プロジェクトのモニターツアーへ当選した僕は那覇へとやって来ました。
初日のこの日は那覇で1泊して、翌日メインイベントである渡名喜島へ渡るというスケジュールになっています。
その翌日、つまり渡名喜島へ渡る朝となりました。
宿泊したホテルオーシャンでは最上階でバイキング形式の朝食となります。

朝から沖縄そばですよ。
盛り付けにセンスがないのはご容赦ください（笑）
そうだ、窓の外の向こうに見えるツインタワーは覚えておいてください。
これからちょこちょことこの旅レポート内で登場してくると思います。

朝食後にホテルをチェックアウトしてタクシーで那覇の泊ふ頭に向かいました。
これから行く渡名喜島への期待感を高めながらチケット売り場に向かうとなにやら周囲がやけにざわざわしています。
その近くには離島航路船舶運行状況というボードがあったので何気なく目を向けてみると、

ん？
渡名喜島への船は・・・

欠航！！！

えーと・・・
さて、どうしましょう？？？
いや、まあ、船が出ないのであればもうどうしようもないのですけどね。
とりあえず今回のモニターツアーを担当している旅行会社に電話してみるもまだ朝の8時ということもあって繋がらず。
こんなに朝早くから会社はやっていないですよね。
何となく窓口の係の人に渡名喜島への船はどれくらいの頻度で欠航になるのか聞いてみました。

今年で34回目の欠航だそうです（平成24年（2012年）12月6日現在）。
台風シーズンなどではまとまった日数が欠航になるので単純に10日に1回という考え方は当てはまらないそうですが、それにしてもこの時期に欠航だなんて。
そう言えば、この前日は駐輪している自転車や外に置いてある看板が吹き飛ばされるような大風が吹いていました。
この日の風はややおさまってはいたものの、それでもちょっと強いかなという感じでしたので、外海が時化ているというのは納得できるところではあります。
本来なら向こうに停泊しているKUME LINEとロゴが入っている船に乗って渡名喜島へと渡るはずだったんですけどねえ。

旅行会社の人はつかまらないし、このままフェリーターミナルにいても何も状況は変わらないので那覇の町を楽しむことに予定を変更しました。
フェリーターミナルからは徒歩でゆいレールの美栄橋駅に移動して、荷物は駅構内のコインロッカーに預けました。
前日に購入したゆいレールの一日乗車券はこの日の16:00まで有効だったのでまたまたゆいレールに乗って適当に乗り降りしながら町の散策をしてみることにします。
旅行会社の人とはそのうち連絡が取れるでしょう。

美栄橋駅ホームからも沖縄風の家屋が見えました。

同じくホーム上からこれから乗るモノレールもパチリとしてみます。

同じ場所からでもこうも違う雰囲気の景色が見えるのもゆいレールの特徴かもしれません。
近代的なビル街と昔ながらの沖縄の民家の風景。
この対比はとても面白いものだと思います。

美栄橋からは首里行きに乗って隣の牧志駅で下車。
宿泊していたホテルオーシャンの最寄り駅に戻ってきてしまいました。
駅前にこんな看板が出ていたのを思い出したのですよ。

お散歩マップがあるので、これに沿って歩けば面白い風景に出会えるかもしれません。
しかもこのマップ上には井戸の案内も出ているではないですか。
最終目的地としてはその井戸を目指そうと思います。

沖縄旅行の2日目は渡名喜島へと渡るはずでしたが時化の影響で船が欠航。
予定を変更して那覇路地裏散歩を開始いたします。
続きはまた次回。

写真はNikon D90+Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVR及びNikon AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VRで撮影したものです。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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