琉球茶房あしびうなぁでてびちそばを食す沖縄・渡名喜島への旅その10

12月6日。
おくなわ離島ガイド・プロジェクトのモニターツアーへ当選した僕は渡名喜島に行くフェリーに乗る予定だったのですが欠航。。。
急遽予定を変更してゆいレールの牧志駅周辺の那覇路地裏散歩を楽しみ、次は首里城を目指して移動することにします。

ゆいレールの安里駅から儀保駅まで乗車。
首里駅から首里城へ向かってもいいけど、何となく地図を見ると儀保駅からの道の方が面白げな風景を見られそうなので、敢えて儀保駅で下車しました。
先程まで歩いていた牧志駅周辺はわりとフラットな地形でしたが、この儀保駅周辺は高低差がかなりある坂の町でした。
そのような地形の場合、坂道の下や窪地に水場ができることが多いわけで、歩いてみるとこんな窪地に水場がありました。

ここは安谷川（アダニガー）と名付けられている井戸です。
前回もお話したように井戸のことを沖縄では「川（ヌカーまたはガー）」と言っています。
写真を見ると手前と向こう側に階段があって、一番低くなっている右側の空間が井戸になっています。
かつてはここに水を汲みにたくさんの人が集まっていたのでしょうね。
この川の近くには味噌醤油の工場もありました。

川もあることで水が豊富に使えるということからこの場所に工場があるのでしょう。

同じ通りには拝所もあります。

沖縄の人々の宗教的な礼拝所だそうです。
このような場所はここ以外でも多く見かけました。

しばらく歩いているとだんだんと首里城が見えてきました。
その手前に沖縄県立芸術大学がありました。

校門にもシーサーがいます。
この向かいに気になるお店がありました。

このような外観で、どうやら11:30に開店するようです。
この時点で11:27だったのでほんのちょっと待てばオープンの時間となるので、ここで昼食をとることにします。
ここは琉球茶房あしびうなぁです。

沖縄風の家屋が食事処となっています。
店内には座敷と縁側の座席が用意されています。
せっかくなので外を見られる縁側の席を選択しました。

ちなみに、座敷の席はこんな感じです。

こちらもいい雰囲気ですよね。
さて、僕が注文したのはてびちそばです。

大きな豚足がドーンと2つ乗っかっていました。
前日にも沖縄のそばは食べていましたが、このてびちそばもまたまた美味しい！
豚足って東京では食べたことはありませんでしたが、こんなに美味しいものだったんですね。
本場の沖縄で食べるからこそというのもあるかもしれませんが、この旅の最中にもこれから何回か豚足を食べることになります。
こんなお庭を眺めながらなので、さらに美味しく感じたのかもしれませんね。

こんな素敵なお店なのにお値段がお手頃というのもポイント高いです。

食後はいよいよ首里城へと向かいます。

巨大な城壁がドドンと見えてきましたよ。
続きはまた次回。

写真はNikon D90+Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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