5月31日。
羽田旅客サービスが主催する船運社会実験の「京浜運河&隅田川&神田川ゆったりクルーズ」に参加してきました。
→(水道橋発→羽田空港行き)京浜運河&隅田川&神田川ゆったりクルーズ | HPS 羽田旅客サービス株式会社
水道橋から羽田空港までのんびり船で行こうという企画です。
この路線の定期運行は現在はありませんが、観光路線として大いに可能性があるものだと感じました。
それではこのクルーズをレポートしていくことにしましょう。
乗船するのはこちらの船です。
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Jetsailor(ジェットセイラー)という新型の船だそうですよ。
客室内を見てみましょう。
まずは窓ガラスがない、後方の座席です。
こちらが窓ガラスがある客室です。
右前方にあるモニターでは地図上で現在地が表示されていました。
前方ならば寒さや風に影響されずにゆったりとしたクルージングができ、後方ならば風と水の匂いを感じることができます。
どちらがいいかはお好み次第でしょうね。
僕はと言いますと、最初は後方の座席に場所をとりましたが、結局は最後方のデッキ部分でずっと立ち続けていました。
それでは出発です。
今回のスタート地点は新三崎橋です。
この時点では日本橋川ですね。
頭上を高速道路が覆っているのでかなり圧迫感はありますが、都市的風景ではあります。
進行方向はこちらです。
手前から新三崎橋、小石川橋梁(JR)、三崎橋です。
いきなり3本の橋の下をくぐります。
最初の見どころは小石川橋梁で電車が上を走っているところが見られるかですね。
この日はタイミングよく中央線が走っている様子を見ることができました。
橋脚はレンガ造りなので、こちらも歴史を感じますね。
次の見どころは三崎橋です。
橋の高さがそんなにないので、見てください、このギリギリ感。
船の天井と橋の間の隙間がこれしかありません。
低速で慎重にここを通り抜けました。
三崎橋を抜けたら神田川に入ります。
頭上の高速道路がなくなったので空が見えるようになりました。
神田川に入ったところで後ろを振り返ってみると、今度は総武線が見えました。
いきなり中央線と総武線と2つの路線を見ることができたのはラッキーですね。
神田川での最初の橋は後楽橋です。
Xperiaアンバサダーの企画でモニターさせていただいたXperia X Performanceで橋の下をくぐるところを動画撮影してみました。
写真よりも動画のほうがギリギリ感が伝わるかもしれませんね。
後楽園ブリッジ(写真撮り忘れ)をくぐり、次の橋は水道橋です。
ここも背丈が低い橋ではありますが、後楽橋程ではないので余裕をもって通過していきます。
後楽橋を過ぎたらぜひ進行方向の左側に注目してもらいたいです。
この緑で覆われた奥が気になりますよね。
ここから外堀通りの下を流れる暗渠部分に入って、出口は秋葉原の昌平橋のたもとになるそうです。
この中も一度通ってみたいですね。
今回はここまでにしまして、次回は御茶ノ水渓谷の眺めからスタートすることにしましょう。
続く。
京浜運河&隅田川&神田川ゆったりクルーズの旅
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・海老取川から多摩川に出て、いよいよゴール地点の羽田空港船着場へ到着! 『京浜運河&隅田川&神田川ゆったりクルーズの旅』 その7(最終回)
写真はNikon D610+Voigtlander COLOR-SKOPAR 20mm F3.5 SLII N Asphericalで撮影しました。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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