6月7日。
旅の2日目。
新潟県にある大沢山温泉 大沢舘から上越線の塩沢駅にやって来ました。
軽トラ市を見た後は牧之通りという昔の街道のように演出された道を歩いてみることにします。
まずは牧之通りの名前の由来ですが、江戸時代の随筆家であり商人でもあった鈴木牧之から来ています。
牧之は「ぼくし」と読みます。
この塩沢出身ということで、町の本屋さんにもその著書が置かれていました。
それでは牧之通りを歩いて行きましょう。
この牧之通り沿いの建物は街並み整備事業によって江戸時代や明治時代のような雰囲気が作られています。
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電柱がないのですっきりした景観ですよね。
このような雰囲気に合う建物にはこちらのまちなみ景観協定の合格之証が取り付けられていました。
この通りの特徴は雁木があることです。
簡単に言えば、アーケードですね。
雪国の新潟は昔からこのようにして各建物に雪よけのための通り道を作っていたようです。
それを現在においても復活させたということですね。
この雁木の真価は雪の季節にこそ味わえるのでしょうが、これだけ日差しが強いと日除けにもなっていますね。。
それでは、一体塩沢ではどれくらい雪が降るのか?
それがこちらのオブジェで示されていました。
小さくて見えにくいかもしれませんが、一番上のラインが昭和58年の3.7mで、二番目が昭和60年の3mです。
平成13年にも2.1m積もったそうですよ。
こんな町の中でもこれだけの積雪量があるなんて驚きです。
街並みに戻りましょう。
こちらは信用金庫です。
こちらには雁木のところに休憩用のベンチを置いていますね。
塩小売所の古い看板もあります。
ちなみに、この塩沢の町はかつての三国街道塩沢宿だったようです。
きっと現在のこの牧之通りはかつて街道が賑わっていた頃の雰囲気に近いのでしょうね。
さて、この牧之通りからほんのちょっとはずれたところに長恩寺があります。
この立派な山門の2階部分には大きな鐘が入っていました。
この長恩寺には牧之通りの由来となった鈴木牧之のお墓があります。
せっかくのご縁だったので、そっと手を合わせました。
次回はこの牧之通りにあるOHGIYA -おうぎや-での昼食の様子を紹介します。
続く。
新潟県の大沢山温泉大沢舘へののんびり旅
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・上越線大沢駅で115系とほくほく線の電車及び周辺の田んぼがある風景を撮影 『新潟県の大沢山温泉大沢舘へののんびり旅』 その4
・木の香りが漂うレトロ感でいっぱいな大沢山温泉大沢館の館内を紹介 『新潟県の大沢山温泉大沢舘へののんびり旅』 その5
・へちま、軽石、衣紋掛け、謎の薬、宿泊した大沢館の部屋が楽し過ぎた話 『新潟県の大沢山温泉大沢舘へののんびり旅』 その6
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・ちまき、お餅、おにぎり、トマト、きゅうり、焼き芋、ところてん、アイスが全部食べ放題!『新潟県の大沢山温泉大沢舘へののんびり旅』 その8
・大沢館のシンプルで味わい深い夕食を写真付きで紹介『新潟県の大沢山温泉大沢舘へののんびり旅』 その9
・緑と花に満ち満ちた大沢館周辺の山を朝散歩してみた『新潟県の大沢山温泉大沢舘へののんびり旅』 その10
・大沢館の決して豪華ではないけれども温泉宿らしさいっぱいの朝食『新潟県の大沢山温泉大沢舘へののんびり旅』 その11
・上越線塩沢駅前のつむぎ通りで開催されていた軽トラ市『新潟県の大沢山温泉大沢舘へののんびり旅』 その12
・雁木がある雪国の昔の街並みを復活させた塩沢の牧之通りを歩く『新潟県の大沢山温泉大沢舘へののんびり旅』 その13←今ここ
・塩沢の牧之通りにあるOHGIYAでおしゃれなワッフルランチを食べてみた『新潟県の大沢山温泉大沢舘へののんびり旅』 その14(最終回)
撮影機材は以下のものです。
Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED フルサイズ対応
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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