平成28年(2016年)10月15日(土)、16日(日)に埼玉県川越市で川越まつりが開催されます。
初日の15日に撮影に行ってきましたので、祭りの様子を紹介しようと思います。
川越まつりは慶安元年(1648年)に始まったお祭りで、300年以上の歴史があるものです。
川越の街中を絢爛豪華で巨大な山車が巡行する様子は大迫力です。
僕もそんな川越まつりの魅力にはまってしまって毎年撮影に行っております。
それではお祭りの様子を見ていくことにしましょう。
まず最初に出会った山車は仙波町のものです。
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そこに脇田町の山車が近づいてきました。
各町会の山車ではお囃子が演奏され、舞が披露されています。
山車と山車が出会うと、このように挨拶をし合います。
山車のデザインはそれぞれの町会で異なるので、観察してみると面白いですよ。
この山車はかなり巨大なものなので、電線に引っかかってしまうこともあります。
その際は山車の上に待機している人たちがうまい具合に電線を持ち上げたりして退避するようにしていました。
次は新富町一丁目の山車です。
また、御囃子連の舞台も各所に設けられていて、そこでも演奏と舞が見られます。
山車は動くけど、ここなら落ち着いて見ることができますよ。
次は連雀町の山車です。
この山車の上では子供の天狐が舞っていました。
動画でもどうぞ。
川越まつりに行ったならばせっかくなので町の風景も見てみるといいでしょう。
先日まで工事中の幕があった、川越のシンボルである時の鐘が姿を現しているので、これは必見です。
実は街中には銭湯もあります。
丸広の屋上には観覧車もありますよ。
しかし、何と言ってもこの人出なので、ゆっくり観光は川越まつりの日にはちょっと難しいかもしれませんね。
夜になりました。
ここからが川越まつりの本領発揮です。
各山車は提灯に明かりが灯り、昼間よりもさらに豪華さが増します。
これは元町一丁目の山車です。
月がさらに山車に彩りを与えていました。
夜の部のスタートが近づくと、観客の姿もどんどん多くなってきます。
こちらは志多町です。
皆さん、準備に忙しそうです。
夜の川越の街の様子も見てみましょう。
狐のお面を売っているお店もあります。
このお面を付けて歩いている人はすごく多いですよ。
時の鐘も闇夜にぽっかりと浮かび上がります。
建物と建物の間に見える月もなかなか素敵です。
お寺さんへにお参りしている人たちもいますね。
さあ、そうこうしているうちに夜の部のスタートです。
向こうからやって来るのは幸町の山車です。
やっぱり夜は迫力がありますね。
蔵造りの町並みの通りにはこんなに人で溢れています。
移動するのも大変なくらいですよ。
先ほどの元町一丁目の山車ではおかめさんが舞っていました。
遠くにいるのは川越市の山車です。
おかめさんが舞っていたので動画でどうぞ。
元町一丁目の山車がそろそろ動き出すようです。
そこに近づいてきたのが江戸町の山車です。
川越まつりでは夜に山車と山車が出会うと、その中央で提灯を持った若衆が大騒ぎします。
これが曳っかわせというものだそうです。
左が江戸町で右が元町一丁目です。
これを見るために夜の川越まつりに行くと行っても過言ではないと思います。
ちなみにこの時の両方の山車とも天ぎつねが舞っていました。
ちなみに曳っかわせは交差点のところで行われます。
ここでも曳っかわせ。
ここでも曳っかわせ。
そしてここでも曳っかわせ。
動画でも曳っかわせ。
夜にも御囃子連の固定舞台ももちろんあります。
タイミングよく僕の好きな天狐が舞っていました。
このかっこよさは必見ですよ。
まだまだ川越まつりは続きますが、僕はこのへんで帰るとしましょうかね。
川越まつりは本日、10月16日(日)も開催されております。
夜の曳っかわせは18:30から21:00頃を予定しているそうですよ。
まだ今日の予定が決まっていない方はぜひ川越に遊びに行ってみてください。
→川越まつり公式サイト
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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