吾妻線の車窓から雪を眺める冬の青春18きっぷの旅ー吾妻線温泉巡りその1

毎年春、夏、冬にJRから青春18きっぷが発売されます。
青春18きっぷはJR各社の普通列車（快速含む）が5日間（5回分）乗り降り自由となる切符で、鈍行列車でのんびり行く旅が好きな僕は毎シーズン利用しています。
この冬は平成21年（2009年）12月10日～平成22年（2019年）1月20日までが利用期間となっています。
今年の冬は泊まりがけで旅行をするのはではなく、日帰り旅行を何度かしようと思っています。
その第1弾として吾妻線の沿線の温泉巡りをすることにしました。

12月19日。
早朝の上野駅からこの旅が始まります。
5:13、高崎行普通列車に乗車。
高崎線の上野駅の始発列車です。
夏にもこの始発列車に乗ったのですが、その時とは違って空はまだ真っ暗です。
しかし上野駅には前日の忘年会で終電を乗り過ごしてしまったのか、たくさんの人がいて、いつも以上の賑わいをみせていました。
熊谷付近で夜明けをむかえ、空が明るくなってきますが、車内はものすごく寒く、特に停車のたびに足元をかけぬける風に閉口しました。
6:55、高崎着。
ここで吾妻線の列車に乗り換えです。
そうそう、この度は吾妻線沿線の温泉に入ることが目的ではありましたが、もうひとつ大きな目的がありました。
それは、雪を見ること。
東京にいるとなかなか雪がある風景を見ることはできないので、雪がある地域にとにかく行きたかったのです。
それで吾妻線の旅を選択しました。

高崎駅で吾妻線の列車が入線してくるのを、待っていると・・・
来た！

115系の先頭車に雪が積もっています！
高崎駅まではまだ雪を見ることはなかったけど、これから北へと向かうにつれて、きっと雪が見られるはずです。
7:25、高崎発万座・鹿沢口行き普通列車に乗車。
この列車は半自動ドアで、駅に停車しても自動でドアが開かず、手動でドアを開けるようになっていましたので、高崎線のように寒い思いをせずに、車内温度は快適に保たれていました。

高崎を出て、八木原駅付近になるとうっすらと雪が積もっているが見えてきました。

渋川駅で上越線から吾妻線に入り、金島駅で列車交換のため数分間の停車があったのでホームへと降りてみました。

まだ誰も踏みしめていない雪の上に降り立つとサクサクと気持ちのいい音がしました。

この金島駅では115系同士の交換となりました。
こんな光景が見られる場所も少なくなりましたね。

岩島駅を過ぎると八ッ場ダム建設のために吾妻線の迂回路となる路線の工事現場も見えてきます。

川原湯温泉駅を過ぎると吾妻渓谷の上を鉄橋で通過。

いよいよ八ッ場ダムの巨大建造物が見えてきます。

約1年前に来た時よりもはるかに工事が進んでいるようでした。
そんな工事現場に圧倒された後、8:48、長野原草津口に到着。
ここで草津温泉行きのバスに乗り換えです。

長野原草津口駅から草津温泉までは片道670円で、時間は約30分。
普通列車でも長野原草津口駅で接続するバスはあります。
8:58に長野原草津口を発車したバスは9:26に草津温泉バスターミナルへと到着しました。
いよいよこの旅の第1の目的である温泉ですよ！
その話はまた次回。

冬の青春18きっぷの旅ー吾妻線温泉巡りまとめ
・吾妻線の車窓から雪を眺める冬の青春18きっぷの旅ー吾妻線温泉巡りその1←今ここ
・草津温泉大滝乃湯で雪見風呂冬の青春18きっぷの旅ー吾妻線温泉巡りその2
・草津温泉町中散策冬の青春18きっぷの旅ー吾妻線温泉巡りその3
・渋い木造駅舎が残る吾妻線川原湯温泉駅冬の青春18きっぷの旅ー吾妻線温泉巡りその4
・川原湯温泉の笹湯冬の青春18きっぷの旅ー吾妻線温泉巡りその5
・川原湯温泉街散策冬の青春18きっぷの旅ー吾妻線温泉巡りその6

写真はNikon D40x+Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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