1990年代初め、バブル経済真っ只中の東京は大きな変化を向かえていました。 震災、戦災、高度経済成長、東京オリンピックなどそれまでにも変化はあったものの、建物の巨大化という点ではそれまでとは違うものがあったと思います。
続きを読む投稿者: とくとみ
房総半島横断乗車券で小湊鉄道といすみ鉄道の旅へ 房総半島横断旅行 その1
5月にしては暖かなゴールデンウィーク真っ最中。 千葉県の五井と上総中野を結ぶ小湊鉄道と上総中野と大原を結ぶいすみ鉄道に乗ってきました。 春の青春18きっぷシーズンは微妙にスケジュールがいっぱいで鉄道旅に行くことができずに
続きを読む町に溢れる無用の長物コレクション 赤瀬川原平「超芸術トマソン」
町を歩いているとたまになんでこんなところにこんなものがあるのだろう?と思わせるものがあります。 例えば2階にドアがあるのに、その下には階段も何もなくただドアがあるだけ。 例えば家屋の外壁になぜか付けられている男性用便器。
続きを読む上野動物園のカピバラさんが大欠伸 リアルカピバラさん その2
5月4日の上野動物園の無料開放日にカピバラを見に行ってきました。 午後はカピバラさんのお昼寝タイムだったらしく、僕が見ている間はほとんど寝ていました。 しかし、そんなぐうたらした中でも一度だけ劇的な動きをしてくれたんです
続きを読む内田百間の「阿房列車」が漫画で発売!
「なんにも用事がないけど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う」と本当に大阪へ無目的な汽車旅をしていた内田百閒。 しかも目的がない旅だからこそ行きは豪華に一等車に乗り、帰りは「帰る」という目的ができてしまうので三等車でも
続きを読む上野動物園でカピバラを見てきた リアルカピバラさん その1
先日上野動物園に行ってきました。 しかもこの日は5月4日のみどりの日で入園料が無料になるという日だったのです。 普段は大人600円なので、この日を逃すという手はありません。 ちなみに無料公開日は以下の日程です。 3月20
続きを読むポーポー・ポロダクション「デザインを科学する 人はなぜその色や形に惹かれるのか?」
なかなか興味深いデザイン関係の入門書を読むことができました。 デザインを科学する 人はなぜその色や形に惹かれるのか? (サイエンス・アイ新書) ポーポー・ポロダクション テクニカルな部分を追求するのではなくどのようなデザ
続きを読む同潤会上野下アパートの井戸ポンプ 同潤会アパートシリーズ その6
東京都内に現存している同潤会アパートは2つあり、そのうちの1つである上野下アパートは今でも現役で活躍しています。 そんな上野下アパートの庭には井戸ポンプがあるのです。 モダンレトロな建物を背景に従える井戸ポンプ。 みごと
続きを読む初心者のためのアート鑑賞法 藤田令伊「現代アート、超入門!」
アート関係の本は難しくて途中で挫折するものもあるのですが、この本はとてもわかりやすく最後まで楽しく読むことができました。 現代アート、超入門! (集英社新書 484F) 藤田 令伊 抽象的で難解な表現を連ねるのではなく、
続きを読む現役として残り人の生活の匂いがする同潤会上野下アパート 同潤会アパートシリーズ その5
かつて東京各地に存在していた同潤会アパートですが、現在では2つのものしか残っていません。 ひとつは既に取り壊しが決定し誰も住んでいない三ノ輪アパート。 そしてもうひとつが今でも現役でたくさんの人が生活している上野下アパー
続きを読む今、日本鉄道旅行地図帳が熱い!
最近テレビを見ていても鉄道の話題が出てくることが多くなってきたと思います。 先日もめざましテレビを見ていたら日本鉄道旅行地図帳の話題が出てきました。 日本鉄道旅行地図帳 12号 九州沖縄―全線・全駅・全廃線 (12) (
続きを読む小湊鉄道に来ています!
ゴールデンウィークの真っ只中に千葉県の小湊鉄道に来ています! 上総鶴舞の古い木造駅舎を堪能した後は養老渓谷にやって来て周囲の散策をし、さらに足湯でのんびり。 今では東京でも珍しくなくなってしまったけど、かつての千葉県名物
続きを読む同潤会三ノ輪アパートの固く閉ざされた門 同潤会アパートシリーズ その4
同潤会アパートシリーズの第4回目も、取り壊されるのを静かに待つ三ノ輪アパートについてです。 まずは裏の通用口の門からです。 板が通され開くことはできなくなっており、その向こうの裏庭は植物が無秩序に生えてきていました。 下
続きを読む超常現象と言われているものの真実を暴く! ASIOS「謎解き 超常現象」
子供の頃から超常現象、不思議現象に興味があり、色々本を読み漁ってきたのですが、いつの頃かだんだんそれらの記述がおかしいことに気がついてきました。 最初はビリーバー(信じている人)だったのが、徐々にそれらを疑いの目で見るよ
続きを読むつつじ咲く、春の経王寺
2009年2月に荒川区西日暮里にある経王寺を紹介しました。 →江戸から明治への時代の転換期を体感できる荒川区西日暮里の経王寺(とくとみぶろぐ) その時は冬の境内の写真を掲載しましたが、つい先日また経王寺を訪れて、春の写真
続きを読む永井荷風の東京を歩く 「荷風! 2009年06月号」
作家の永井荷風は1879年(明治12年)に生まれ、1959年(昭和34年)に亡くなりました。 今年、2009年は荷風が生まれて130年、亡くなって50年という年になります。 そんな荷風について大々的に特集を組んだのが先日
続きを読む根津の藍染大通りにある甘味処「芋甚」
根津神社で文京つつじまつりが行われていることもあって、最近根津近辺はたくさんの人で賑わっています。 そんな根津で僕が散歩中によく行くお店があります。 それが芋甚です。 不忍通りの根津神社入り口の真向かいの通りが藍染大通り
続きを読む椿咲く同潤会三ノ輪アパート 同潤会アパートシリーズ その3
今回は同潤会アパートシリーズの第3回目です。 引き続き取り壊されるのを待っている三ノ輪アパートを紹介します。 もう手入れをしている人はいないはずなのに椿がきれいに咲いていました。 椿のピンクとアパートの色褪せ感が対比的で
続きを読む大倉ひとみさんとnidoさんのコレボレーション展「色硝子の町」に行ってきた
谷中のガラス工房nidoで開催されている大倉ひとみさんとnidoさんのコラボレーション作品展「色硝子の町」を見に行ってきました。 ガラス工房のnidoは日暮里駅から行くとしたら夕焼けだんだんの階段を下りて谷中銀座を抜けて
続きを読む同潤会三ノ輪アパートの崩壊しつつある美しさ 同潤会アパートシリーズ その2
前回から始まった同潤会アパートシリーズの第2回目です。 今回も取り壊しが決まっているものの、いまだ残っていてその姿を見ることができる三ノ輪アパートの姿を紹介したいと思います。 窓の上のひさしの上に植物が生え、その重みで板
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