5月にしては暖かなゴールデンウィーク真っ最中。
千葉県の五井と上総中野を結ぶ小湊鉄道と上総中野と大原を結ぶいすみ鉄道に乗ってきました。
春の青春18きっぷシーズンは微妙にスケジュールがいっぱいで鉄道旅に行くことができずにいたので、2月の終わりに行ってきた鎌倉以来の日帰りの鉄道旅行になりました。
まずは東京駅の地下ホームから7:33発の総武線快速列車に乗り込みます。
東京から千葉への車窓はそんなに面白みがないものの、線路沿いにある古い建物などを見ながら過ごします。
住宅街を走るので景色の変化がないものの、トタンで覆われて木造家屋や昭和に建てられたであろう重厚なビルなどが目に入ってくるので、気をつけて見ていると楽しみが見つかるかもしれませんよ。
8:15千葉駅着。
8:43発の内房線普通列車に乗り換えます。
ここからは景色ががらっと変わってきます。
千葉を超えると一気に田んぼや畑が見えてきて都会とは全く違う風景になってくるのです。
しかし、この内房線の風景をゆっくり堪能する間もなく9:03五井駅着。
ここで今回の目的のひとつである小湊鉄道に乗り換えます。
小湊鉄道とは千葉県の五井と上総中野を結ぶ非電化単線の路線で、東京からも1時間足らずで訪れることができるローカル線です。
沿線には千葉県らしく菜の花などの花がたくさん植えられており、とても爽やかな景色を楽しむことができる路線なのですよ。
車両も派手ではなく昔ながらの配色のままで、昭和の時代の鉄道に乗っている気分になることができます。
車体の横には行先を示すサボもついています。
車内は残念ながらボックスシートではなく通勤用のロングシートなのですが、車体入口は車両の両端部にしかないので、超ロングシートになっているのです。
この日はゴールデンウィーク真っ最中ということもあって、立ち客がたくさん出るほどの混雑になっていました。
小湊鉄道に乗るときにはお得な切符がいくつかあります。
・1日フリー乗車券 大人1700円
全線乗り降り自由
・上総鶴舞・高滝フリー乗車券 大人1360円
五井~高滝間乗り降り自由
・五井ー養老渓谷往復割引乗車券(2日間有効) 大人1700円
途中下車不可
・房総半島横断乗車券 大人1600円
五井(小湊鉄道)ー大原(いすみ鉄道)片道フリーきっぷ(後戻りできず)
今回の旅行では小湊鉄道といすみ鉄道に乗るのが目的なので、房総半島横断乗車券を購入することにしました。
五井から小湊鉄道の終点、上総中野までの片道料金は1370円、いすみ鉄道の上総中野から大原までは700円かかるので横断乗車券のお得さがわかると思います。
小湊鉄道のお得な乗車券はいくつか種類があるので、乗車目的に応じて選択するといいでしょう。
詳細はこちらからどうぞ。
→小湊鉄道株式会社
五井9:22発の列車でいよいよ春爛漫の小湊鉄道の旅が始まります。
房総横断旅行まとめ
・房総半島横断乗車券で小湊鉄道といすみ鉄道の旅へ 房総半島横断旅行 その1←今ここ
・名駅舎が残る小湊鉄道の上総鶴舞駅で途中下車 房総半島横断旅行 その2
・大正・昭和へタイムスリップできる小湊鉄道の上総鶴舞駅 房総半島横断旅行 その3
・田んぼだらけの小湊鉄道上総鶴舞駅周辺を散策 房総半島横断旅行 その4
・小湊鉄道上総鶴舞駅にある謎の木造倉庫 房総半島横断旅行 その5
・小湊鉄道上総鶴舞駅裏にある倉庫の中身とは!? 房総半島横断旅行 その6
・小湊鉄道の養老渓谷駅で足湯に入る 房総半島横断旅行 その7
・養老渓谷の井戸プンプとキハチュー像 房総半島横断旅行 その8
・小湊鉄道といすみ鉄道の接続駅、上総中野駅 房総半島横断旅行 その9
・歴史的建造物と井戸があるいすみ鉄道大多喜駅で途中下車 房総半島横断旅行 その10
・大原駅周辺は井戸の宝庫だった 房総半島横断旅行 その11
写真はNikon D40xで撮影したものです。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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