わたらせ渓谷鉄道の通洞駅の側には廃墟がたくさんあります。
道路沿いに巨大廃墟が普通に存在しているので、変な感覚がしたりしました。
まず目に入った廃墟がこちら。
どうやら足尾銅山の入り口となっている部分にある工場跡のようです。
壁面にあるひさし部分に植物が生えていました。
横から見てみます。
右下には大型トラックまたは機関車が入れてしまうようなスペースがありました。
そのスペースの上には緑の十字。
これはなんのマークなんだろう?
建物の反対側に周ってみると緑十字の意味が分かりました。
保+安
調べてみると緑十字は「安全第一」のマークのようです。
最初の方は「保」と「安」が崩落してしまったのですね。
この建物の窓はほとんどが割れてしまっていました。
足尾銅山自体が閉鎖されたのは昭和48年(1973年)のことなんだけど、この工場の閉鎖はいつくらいなんだろう。
やっぱり同じ時期かな。
だとすると、とくとみと同じ年月を廃墟として過ごしてきたことになります。
同じ年を過ごしているのに、一方の時は止まってしまっており、もう一方はなんとか生きているという状況に考えさせられてしまうものがありました。
あ、この建物の全体像を撮影するの忘れた・・・
この廃墟だけでも十分インパクトのあるものなのですが、この隣にはさらに古そうな廃墟がありました。
その話はまた次回にすることにします。
※全ての写真はNikon D40xで撮影したものです。
・足尾銅山日帰り旅行 その3←今ここ
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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