長野原草津口から吾妻線の終着駅である大前駅にやってきました。
実はこの大前駅にやってくる列車は1日に5往復しかないので、ここにたどり着くにはしっかりと計画しておかないといけないのですよ。
それに乗ってきた列車から降りて周囲を散歩している間に、その列車が渋川方面に発車してしまったら相当長い時間次の列車を待たなくてはいけないので、その点も注意が必要です。
さて、この大前駅ですが、駅舎はありません。
ホームに待合室があるだけの無人駅で、このホームの右側に歩いていくと外に出ることができます。
ホームを左方向に歩いていくと、行き止まりの線路を見ることができます。
この先にはもう線路が続いていないという風景を目の当たりにしてしまうとなんとなく寂しさがこみあげてしまいました。
上の2枚の写真を見てお気づきの方もいるでしょうが、吾妻線の普通列車は115系の湘南色。
やっぱりこの色の車両は見ていて、乗っていてとても落ち着くものです。
大前駅から外に出てみると、民家が少々、旅館が1軒見えただけです。
やることはあまりなかったのですが、近くに吾妻川にかかる橋があったので発車までの時間はそこから川を眺めて過ごすことができました。
さらに特記しておくべきことは、この大前駅は群馬県吾妻郡嬬恋村にあるということですね。
小学生の社会科の教科書に嬬恋村の高原野菜について書かれていたことを思い出し、自分がまさにその地にいるということを考えるとそこはかとなくうれしい気持ちになりました。
この大前駅での滞在時間は20分。
高崎行きの列車に乗り込み、次の目的地である川原湯温泉駅へと向かうことにします。
続きはまた次回。
吾妻線の旅まとめ
・草津温泉の入り口、長野原草津口駅へ 吾妻線の旅 その1
・吾妻線の終着駅、大前駅 吾妻線の旅 その2←今ここ
・温泉と渓谷が見所の川原湯温泉駅 吾妻線の旅 その3
・ダムに沈み行く運命にある川原湯温泉 吾妻線の旅 その4
・川原湯温泉駅付近の廃工場 吾妻線の旅 その5
写真はNikon D40xで撮影したものです。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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