10月28日は群馬県民の日で、この日を記念してJR東日本では「ぐんまフリーパス」が発売されました。
→10月28日(火)の群馬県民の日は「ぐんまフリーパス」で県内のJR普通車自由席が乗り放題です(とくとみぶろぐ)
僕も当日群馬入りしてこの切符を購入し、信越本線の横川に遊びに行くことにしました。
もちろんSL群馬県民の日号に乗ってです。
10:37高崎発だったのですが、全席自由席なのできっとたくさんの人が来るだろうと思い、早めに高崎駅へと行きました。
高崎着9:22の列車で来たので、約1時間待つことになります。
それでもすでにたくさんの人が並んでいて、窓際が確保できるか心配だったのですけどなんとか窓際に座ることができました。
先頭を行くSLはD51498、客車は12系、後ろにDD51842という編成で、プッシュプル運転というやつでしょう。
実はこれが初めてのSL体験だったのですよ。
生で見るのも初めてだったし、12系客車も初めてだったし、とにかく初めてづくしだったのです。
さて、窓際を確保できた僕の周りには見知らぬ他の3人が来て、ひとつのボックス席に座ることになりました。
発車前はそれぞれ、カメラのチェック、ケータイメール、読書、新聞を読むというような行動をとっていたのですが、発進のSLの汽笛が鳴ると皆が目を合わせて自然と笑顔になったのが印象的でした。
ばらばらに集まった人々に連帯感が生まれた一瞬でした(でも会話は一切なし)。
通常高崎ー横川間は電車で30分ちょっとなのですが、このSL群馬県民の日号はこの区間を1時間ちょっとかけて走りました。
なんと2倍の時間をかけてです。
SLの汽笛と走行音とゆっくりと進む車窓を存分に楽しむことができました。
携帯電話F905iで安中駅に到着しつつある車窓を動画撮影してきたのでご覧下さい。
汽笛が聞こえ、煙もはっきりと見えると思いますよ。
川を渡った土手の上にはたくさんのカメラマンがいて、田んぼや踏み切りや道、軒下には地元の人も出てきて見ていました。
老若男女問わず、やっぱりみんな笑顔で、しかも手を振っているのです。
SLは日本人にとっての鉄道原風景なのでしょう。
この瞬間がずっと続けばいいのにと思いつつ乗車していましたが、1時間で横川に到着してしまいました。
SLの余韻にひたりながら横川駅で撮影をしてきましたが、それはまた次回報告します。
横川日帰り旅行まとめ
・SL群馬県民の日号からの車窓風景 群馬日帰り旅行 その1←今ここ
・12系客車についての詳細 群馬日帰り旅行 その2
・D51とDD51 群馬日帰り旅行 その3
・アプトの道を通って旧丸山変電所へ 群馬日帰り旅行 その4
・紅葉が始まりつつある碓氷湖へ 群馬日帰り旅行 その5
・圧倒的存在感の廃墟、碓氷第3橋梁(めがね橋) 群馬日帰り旅行 その6
・アプトの道散策の最後は「峠の湯」で温泉につかるのがベストだよね! 群馬日帰り旅行 その7
写真はNikon D40xで撮影したものです。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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