ゴールデンウィークに千葉県の小湊鉄道といすみ鉄道に乗車してきました。
前回は内房線の五井駅まで行った所までレポートしたので、今回はその続きになります。
9:22、小湊鉄道の五井駅を発。
小湊鉄道は単線非電化の路線なのでもちろん気動車です。
山手線などの電車と違って、発車時のディーゼルエンジンが心地よく体に響いてきます。
この振動でローカル線に乗車しているのだという感覚がさらにいっそう増してくるのです。
車窓はと言うと、線路の両サイドには田んぼが広がっていました。
まだ春先なので田植えが終わったばかりの短い稲をたくさん見ることができました。
これが後数か月したら一面の緑、そして稲穂が金色に輝くようになるのでしょう。
その変化は容易に想像できますが、実際の風景は僕の想像以上に美しいのでしょうね。
さて、そんな景色を見ているうちに最初の目的地が近付いてきました。
9:56、上総鶴舞駅着。
この上総鶴舞駅は木造の風情ある駅舎が残っている無人駅で、テレビドラマやCMなどのロケ地にもなっているところです。
列車から降りた瞬間、この駅舎とこの車体のみごとなコラボレーションが目に入ってきて、今が平成21年という時代ではなく昭和の時代であるかのように錯覚してしまいました。
上総鶴舞駅を発車した列車はすぐに右へ大きくカーブしていきます。
人工物がほとんど見えない中に列車が曲がりながら消えていく景色は北海道を連想させるような雄大さがありました。
さて、この上総鶴舞駅。
見れば見るほど味がある駅舎です。
やや青味がかった塗料が禿げかけた木材に残り、今ではあまり見かけなくなった明治牛乳の広告入りベンチ。
そして周囲にはきれいに花が植えられていました。
無人駅なのですが、細かい部分にまで気を配られているのがわかりました。
ちなみに、トイレはというと・・・
個室は汲み取り式でした。
所謂ボットン便所というやつで、ものすごく久々に見た気がします。
男性用便器もあるにはあるのですが、コンクリートの壁に向かって用を足すタイプで、通常の便器タイプではないので少し面食らうかもしれません。
いずれにせよ、きれい好きな方には向かないトイレなので五井駅でしっかり用を足しておいたほうがいいですよ。
次回は上総鶴舞駅の駅舎の中及び外観をレポートします。
房総横断旅行まとめ
・房総半島横断乗車券で小湊鉄道といすみ鉄道の旅へ 房総半島横断旅行 その1
・名駅舎が残る小湊鉄道の上総鶴舞駅で途中下車 房総半島横断旅行 その2←今ここ
・大正・昭和へタイムスリップできる小湊鉄道の上総鶴舞駅 房総半島横断旅行 その3
・田んぼだらけの小湊鉄道上総鶴舞駅周辺を散策 房総半島横断旅行 その4
・小湊鉄道上総鶴舞駅にある謎の木造倉庫 房総半島横断旅行 その5
・小湊鉄道上総鶴舞駅裏にある倉庫の中身とは!? 房総半島横断旅行 その6
・小湊鉄道の養老渓谷駅で足湯に入る 房総半島横断旅行 その7
・養老渓谷の井戸プンプとキハチュー像 房総半島横断旅行 その8
・小湊鉄道といすみ鉄道の接続駅、上総中野駅 房総半島横断旅行 その9
・歴史的建造物と井戸があるいすみ鉄道大多喜駅で途中下車 房総半島横断旅行 その10
・大原駅周辺は井戸の宝庫だった 房総半島横断旅行 その11
写真はNikon D40xで撮影したものです。