緑のトンネルを抜けて花園天皇十楽院上陵へ春の京都紀行その3

3月4日。
京都滞在の初日はまずは三十三間堂に行き、次の目的地へと移動することにしました。
三十三間堂の最寄り駅は京阪本線の七条駅です。
地下駅なので車窓を楽しむことはできないなと思いながら、ホームで待っていると、

特急列車が来た！
京阪は特急でも特別料金がいらないのでこの列車に乗り込むことにしました。
座席はもちろん回転式のクロスシート。

こんな列車に乗車券のみで乗ることができるなんて関西の私鉄はワクワクさせてくれます。
この列車からは三条駅で下車。
さらに地下鉄東西線に乗り換えて東山駅で下車。
ここから歩いて2番目の目的地である知恩院を目指します。

途中小さな川に架かる橋を渡ると、その向こうに昔ながらの日本の風景がありました。

川のほとりに建つ木造家屋。
絵になりますねえ。

三条通りを右に折れて知恩院へと向かう道に入ると、ガラリと雰囲気が変わってきました。

これこれ、これが僕のイメージしていた京都の雰囲気です。
知恩院の手前にある青蓮院もいい感じです。

しかし、京都で目に入ったお寺に全部入っていたら時間とお金がいくらあっても足りないので、ここは勇気を持ってパスします。

青蓮院の横にはこんな門がありました。

なんだろうと近づいてみると、ここは宮内庁が管轄する花園天皇十楽院上陵という場所でした。
無料で入れる場所だったので、せっかくなので入ってみることにしました。
緑に囲まれた苔むした階段を上っていきます。

途中でふと青蓮院の方を見てみると井戸発見。

やっぱり京都には井戸が残っていますね。
さらに階段を上っていくと、白砂がきれいに整えられた墓所となります。

この時は花園天皇がどんなお方だったのかわからなかったのですが、あとで調べてみると鎌倉時代の天皇だったようです。
→花園天皇 – Wikipedia
歴史に詳しいとさらに京都を楽しめるのでしょうね。

今回歩いたのはこのあたりです。

大きな地図で見る

青蓮院のすぐ下に左から右にやや湾曲している道が見えると思います。
それが花園天皇十楽院上陵への道です。

次回は知恩院のレポートです。

写真はNikon D90＋Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影しました。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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