現役の跳開式可動橋の末広橋梁を見学する 春の青春18きっぷの旅 中部編 その2

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3月30日。
青春18きっぷを使って四日市へとやってきました。
この四日市にやって来た目的は末広橋梁を見学することです。
場所はここ。


大きな地図で見る

運河を線路が渡っているのがわかると思います。
そこが末広橋梁です。
と言っても末広橋梁なんて聞いたことがない人が大多数だと思います。
僕も少し前まで知らなかったくらいです。
その存在を知ったきっかけは東京の隅田川の勝鬨橋です。
勝鬨橋はかつて橋の真ん中が開閉した時代もありました。
橋の中央部があがることによって、そこを大型の船が通ることができるという仕組みです。
そのような開閉式の現役で動いている橋はもうないのかなと何となく調べてみたらまだあるではないですか。
それこそが末広橋梁なのです。
しかも鉄道専用の橋梁ということなので、そこを鉄道が走ったり、橋が開閉する様子を見たいじゃないですか。
というのがこの末広橋梁までやってきた理由なのです。

しかし、末広橋梁は旅客線ではなく貨物船の橋なのです。
従って一日にここを通る貨物列車は5往復。
貨物時刻表を持っていれば正確な情報がわかるのですが、あいにく僕は所有していなかったのでネットにある過去の情報をもとにここまできました。
朝の7時くらいだったらきっと来るだろうと。
橋に到着したのが6:50くらい。
まずは全景を撮影しました。

もうすぐ貨物列車が来るのでこの時点では橋の中央部が降りている状態です。
しばらく待っていると、、、
来た!

DD51に牽引されたタンク車の群れがゆっくりと橋を渡っています。
この時点でだいた7:08。
静かな水面と貨物列車の轟音のコントラストがとても印象的でした。

今の貨物列車はすぐに折り返してくるという情報だったので、反対の岸にダッシュで移動。
さて、どこで撮影しようかと迷っているうちに、来ちゃいました。
本当にすぐに折り返してくるので注意が必要ですよ。
仕方がないのでタキの群れを後ろからパシャリ。

次は列車が過ぎ去った後に橋のみの撮影を開始。
最初の遠景では橋の仕組みがよくわかりませんでしたが、近くからみるとはっきりしてきます。

橋を持ち上げるワイヤーが見えますよね。
ちょっと離れてましょう。

こっちの方がわかりやすいかな。
この小屋の中で橋の開閉をコントロールするのです。

すると、JRのの貨物の職員の方が自転車で登場。

小屋の中へと入って行きました。
いよいよ橋が開く瞬間がやってくるのです!
その様子は動画で撮影してきたのでご覧ください。

橋が上がったところもパシャリ。

この小さな末広橋梁でさえこんなに迫力があるのだから、大きな勝鬨橋はド迫力だったのでしょうね。
見たかったなあ。

この末広橋梁(旧四日市港駅鉄道橋)は国指定重要文化財の近代化産業遺産に指定されています。
ぜひこの橋の開閉を皆さんにも見ていただきたいと思ってレポートしてみました。

次回は四日市駅前についてのレポートになります。

春の青春18きっぷの旅 中部編まとめ
青春18きっぷで四日市へ 春の青春18きっぷの旅 中部編 その1
現役の跳開式可動橋の末広橋梁を見学する 春の青春18きっぷの旅 中部編 その2←今ここ
四日市駅前の「明るい商店街」 春の青春18きっぷの旅 中部編 その3
世界的に有名な名古屋の喫茶マウンテンに登頂する 春の青春18きっぷの旅 中部編 その4
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東海道本線西小坂井駅周辺で井戸ポンプを3基見つける 春の青春18きっぷの旅 中部編 その6
東静岡の等身大ガンダムとご対面! 春の青春18きっぷの旅 中部編 その7

写真はNikon D90Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影しました。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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