3月29日。
最寄り駅から小田原駅までの乗車券を購入し、東京駅へ。
21:30頃、新幹線で東京に帰ってきた友人の上州屋さんと合流(上州屋さんについては男4人の青森旅行を参照のこと)して、上州屋さんが使用して使わなくなった青春18きっぷを受け取りました。
この春の青春18きっぷシーズンは5回分使うことはできそうもなかったので、このようなかたちになりました。
せっかくなので東京駅22時発の寝台特急サンライズ瀬戸・出雲をお見送りして、こんな写真やこんな写真も撮影しました。
その後は上州屋さんと別れて僕一人で東京駅にそのまま残り、臨時快速ムーンライトながらの出発を待ちます。
23:10、東京発大垣行きムーンライトながらに乗車。
座席はドアを入ってすぐの最悪な場所で、一晩中他のお客さんが開け閉めするドアの音に悩まされましたが、隣の席の人がいなかったため横になれたことは運が良かったのかもしれません。
それでも眠れませんでしたけどね。
乗車してしばらくすると車内検札が始まり、小田原までの乗車券と青春18きっぷを見せて、翌30日から使用のハンコを押してもらいました。
小田原駅を過ぎたところで日付が変わるので、正確な意味でここから春の青春18きっぷの旅が始まります。
3月30日。
5:21、名古屋着。
ムーンライトながらは大垣行きですが、この名古屋駅で一足早く下車します。
まだ空が明けきらない、肌寒いホームに降り立ちました。
僕以外にも何人かのお客さんが降りましたが、90%くらいの方がまだながらに乗っていたので、みんなもっと西を目指すのでしょうね。
早朝の名古屋駅は静かなもので、ほとんどお客さんはいないし、発着する列車ももちろんありません。
時折貨物列車が轟音をたてて通り過ぎるくらいです。
少しずつ青くなっていく空に三日月が輝き、その下を機関車が通りすぎていく様子に夜を徹して走る力強さを感じました。
5:40、名古屋発亀山行きの関西本線普通列車に乗車。
6時を過ぎると完全に朝を迎えて、通勤客が少しずつ増えて、車内も一日の始まりを感じさせる雰囲気が強くなってきました。
6:22、四日市着。
この四日市は旅客駅の隣に貨物駅もあるので、駅構内には貨物がたくさん留置されていました。
普段貨物をまじまじと見ることがないので、1両1両が意外に大きいことに驚かせれます。
四日市というと社会科の教科書にも出てくる工業都市でもあるので駅も近代化されたものなのかと思ったら、跨線橋がなかなかレトロな造りだったことにも驚きました。
貨物線がたくさんあるので駅舎と旅客用ホームの間にはこのように長い長い跨線橋があるのです。
地図で見ると駅構内の広さがよくわかりますよ。
この四日市が今回の旅の最初の途中下車駅になります。
改札を出て、駅舎がある方とは反対側にぐるっとまわっていきました。
するとコンテナ基地を目の前にすることができました。
朝から既にたくさんの職員の方が動きまわっているのを見ると、思わず「がんばれ」と呟きたくなります。
こちらは出発待ちの貨物でしょうかね。
そんな貨物駅を眺めるのはそれくらいにして、この旅の一番の目的の場所に急ぐことにします。
その話はまた次回。
春の青春18きっぷの旅 中部編まとめ
・青春18きっぷで四日市へ 春の青春18きっぷの旅 中部編 その1←今ここ
・現役の跳開式可動橋の末広橋梁を見学する 春の青春18きっぷの旅 中部編 その2
・四日市駅前の「明るい商店街」 春の青春18きっぷの旅 中部編 その3
・世界的に有名な名古屋の喫茶マウンテンに登頂する 春の青春18きっぷの旅 中部編 その4
・東海道本線西小坂井駅と飯田線下地駅の間で撮り鉄活動 春の青春18きっぷの旅 中部編 その5
・東海道本線西小坂井駅周辺で井戸ポンプを3基見つける 春の青春18きっぷの旅 中部編 その6
・東静岡の等身大ガンダムとご対面! 春の青春18きっぷの旅 中部編 その7
写真はNikon D90+Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影しました。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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