10月29日。
いよいよ福井県の永平寺の内部へと潜入します。
ピカピカに磨き上げられた通路を歩いていくことになります。
きっと修行僧の方々が毎朝雑巾がけしているのでしょうね。
まず最初の見学スポットは傘松閣です。
1枚1枚の板に描かれたみごとな天井がに皆上を見上げています。
あ、前回も言いましたが、永平寺内部は基本的に撮影可です。
傘松閣の障子には陰影が浮かんでおり、天井画の豪華さ以外にもこのようなしっとりした美しさもありました。
永平寺は山中に建てられたお寺なので高低差がたくさんあります。
その高低差によって景色の表情がコロコロ変わるという楽しさもあります。
こちらは僧堂。
ここで修行僧が座禅を組んだり、畳一畳分だけのスペースで睡眠をとったりするそうです。
建物の外に目を向けてみると、まだ紅葉には早かったかもしれません。
もうちょっと遅ければ紅や黄の木々を見ることができたのでしょうが、こればかりは仕方ないですね。
廊下を歩いているとこんなものがありました。
非常時にこれを叩いて皆に知らせるということでしょうか。
真中部分はしっかりとへこんでいました。
ここで法要も行われるようで、祭壇も用意されていました。
この永平寺の中を歩いていると実に心落ち着く空間だと思いました。
それも修行僧の方々が心を込めて隅から隅まで磨き上げていて、美しい空間に仕立てられているからだと思います。
今まで見てきた寺社の中でも段違いの美しさがありました。
永平寺についての詳細はこちらからどうぞ。
→永平寺
次回は夜の福井駅へと戻りますよ。
初秋の北陸旅まとめ
・グリーン車用北陸フリーきっぷを使った旅が始まる 初秋の北陸旅 その1
・黒部の町をぶらり散策する 初秋の北陸旅 その2
・昭和の無骨さをそのまま残す富山地方鉄道の電鉄黒部駅 初秋の北陸旅 その3
・長閑な風景をのんびり走る富山地方鉄道で宇奈月温泉へ 初秋の北陸旅 その4
・宇奈月温泉で黒部渓谷鉄道のトロッコ列車を撮影する 初秋の北陸旅 その5
・黒部渓谷鉄道のトロッコ列車に宇奈月から乗車する 初秋の北陸旅 その6
・連続する絶景に息つく暇もない黒部渓谷鉄道のトロッコ列車 初秋の北陸旅 その7
・トロッコ列車で紅葉が始まりつつある黒部渓谷を堪能する 初秋の北陸旅 その8
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・夕暮れ時の黒部渓谷鉄道宇奈月駅での機関車たち 初秋の北陸旅 その10
・暗闇の中でホテル黒部から黒部渓谷鉄道のトロッコ列車を撮影する 初秋の北陸旅 その11
・黒部渓谷鉄道の始発トロッコ前の点検用機関車をホテル黒部から撮影する 初秋の北陸旅 その12
・太陽に邪魔をされて黒部渓谷鉄道トロッコ列車の撮影を終える 初秋の北陸旅 その13
・かつての西武特急レッドアロー号が富山地方鉄道特急アルペン号に姿を変えていた 初秋の北陸旅 その14
・富山駅でライトレールや北陸地方の車両を撮影してから一路福井へ 初秋の北陸旅 その15
・えちぜん鉄道の福井駅から永平寺口駅まで乗車する 初秋の北陸旅 その16
・意匠を凝らした木造駅舎とレンガ造りの変電所跡が残るえちぜん鉄道永平寺口駅 初秋の北陸旅 その17
・秋の永平寺を見学に行く 初秋の北陸旅 その18
・福井県の永平寺境内をたっぷりと撮影する 初秋の北陸旅 その19←今ここ
・福井の路面電車と回転寿司 初秋の北陸旅 その20
・雨の福井を朝散歩する 初秋の北陸旅 その21
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・木造駅舎と凸型電気機関車のデキ3が待機していた福井鉄道北府駅 初秋の北陸旅 その23
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・福井鉄道三十八社駅付近の田園地帯で鉄道撮影をする 初秋の北陸旅 その25
・田原町駅まで乗車して福井鉄道を完乗する 初秋の北陸旅 その26
・北陸旅行の最後はやっぱり福井鉄道の路面区間撮影 初秋の北陸旅 その27
写真はNikon D90+Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影しました。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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