9月28日。
群馬県の万座温泉の散策路は起伏に富んでいてなかなか歩きがいがありました。
写真中央下あたりに橋が見えますので、そちらに移動してみます。
橋の下には川が流れており、やや下流にいったところが前回紹介した無植物地帯となります。
一見きれいに見える水ですが、温泉成分は含まれているのですかね。
川を越えてからどんどん山の上へと道が続いていきます。
道端の植物も普段東京では見かけないようなものがあって、足元を見るのも楽しくなってきます。
この2枚の写真の植物が該当するのかはわかりませんが、こんな看板も出ていました。
「北極からやってきた このあたりに生えている高山植物も、もとは北方の植物だったのですが、氷河時代に日本にまで分布を広げ、再び気温が上るとともに高い山にだけかろうじて生き残った貴重な植物なのです。」
どの植物がそれに該当するのかの解説もあって欲しかったところではありますが、この説明文だけでも何となくロマンは広がります。
さらに高いところまで登れそうだったので、階段を上へ上へと進んでみることにしましょう。
どうやらあの岩のところが上へと行ける限界地のようです。
下から見るとそうでもなかったのに、近くで見ると巨大な岩ということがわかります。
この岩には割れ目があって、向こうを覗き見ることができました。
ここにはまあ何があるというわけではないのですが、万座温泉を見下ろすことができる最高の景色があります。
こうしてみると白い地面の無植物地帯はかなりの威容を誇っていますね。
次回はこの頂上から下山して、散策路の終着点までをお伝えします。
群馬県万座温泉の旅
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写真はNikon D7000+Nikon AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G AFSDX35 1.8Gで撮影したものです。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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