小野川沿いにある蔵から川を眺めてみる冬の青春18きっぷの旅千葉県佐原編その5

12月25日。
冬の青春18きっぷを使って成田線の佐原駅にやってきました。
昼食後はまた小野川沿いを歩くことにします。
そこにはこんなモニュメントがありました。

伊能忠敬？
そう、江戸時代に日本全国を歩いて測量をしたあの伊能忠敬です。
伊能忠敬は今の千葉県九十九里町で生まれ、佐原の伊能家に婿入りしたのだそうです。
それで町のあちこちに伊能忠敬ゆかりのものがたくさんあったのです。

散歩を続けます。
小見川沿いには魅力的な建物が建ち並んでいるのでその一つ一つをついつい眺めてしまいます。

見上げると街灯も何だかおしゃれです。

和紙屋さんののれん。

かつて本屋さんだった建物。

こちらはおみやげ屋さんかな。

現役の建物もあれば今はもう営業していない建物もありますが、やっぱり現役だと建物が生きている感があります。
こちらは荒物屋さんですね。

ここは蔵の見学もできるようになっていたのでおじゃましました。
母屋と蔵の間には井戸がありました。

残念ながら僕の好きなポンプはありませんでしたが、こうやって井戸が残っていることだけでもうれしいです。
で、蔵の2階部分から小見川を見下ろしてみます。

蔵の中からだとかつて舟がここを行き来していた光景がイメージしやすくなるかのようでした。

蔵から出て樋橋に来ました。
樋橋とは江戸時代の水路橋です。

今はコンクリート製になって人も通ることができる橋になっており、説明書きにある水がジャージャーと流れ落ちる様も復元されています。
でもずっと水が出ているというわけではないようで、タイミングが合わないと見られません。
僕がここに来た時はちょうど水が引いたところだったので、残念ながら水が落ちる様子を見ることはできませんでした。
ここが樋橋です。

ここもまたいい雰囲気ですね。
ん？あれ？
橋の向こうにある建物に何だか見覚えがあるようなないような。
実はここがとあるドラマのロケ地になっていたのですよ。
佐原でロケをやっていたことは知っていたけど、今でもその名残があるとは思ってもいませんでした。
というわけで、次回はあの橋の向こうの建物について紹介します。

写真はNikon D7000+Nikon AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G AFSDX35 1.8Gで撮影したものです。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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