8月5日。
猛暑の中、涼を求めて中央本線の勝沼ぶどう郷駅にやって来ました。
駅のすぐ近くには、鉄道のトンネルとしては使われなくなった大日影トンネルが現在では遊歩道として利用できるようになっているのです。
トンネルの中はきっと涼しいだろうと思って訪れてみることにしました。
勝沼ぶどう郷駅を出て、左側に歩いて行くとこんな階段があります。
この階段を上った先に大日影トンネルがあるわけです。
右側が現在は遊歩道となっている大日影トンネルで、手前のところで線路も切れていますね。
左側が現役の大日影トンネルで、時折列車がトンネルを出入りする様子を見ることができます。
それではトンネルの中に入って行きましょう。
こちらが入り口です。
遊歩道の利用時間は9:00から16:00までで、片道約30分が目安となります。
トンネル内ではドコモの電波が入るそうですよ。
トンネル内は照明はありますが、基本的に薄暗いです。
線路の両脇は歩きやすいように舗装されています。
トンネルの壁には退避用のへこみも残されています。
消火器が置かれていたり、アート作品の展示がなされていたりしました。
トンネル内なので周囲の景色が変わることはないので、ちょっとした変化を探しながら歩くと楽しくなるかもしれません。
こういう距離の表示も見るとほっとします。
トンネル内はすごく涼しいけど、時折頭上から水滴が落ちてくるので注意が必要です。
地面はこんな感じで湿っていますよ。
ここがちょうど中間地点ですね。
全1400mの遊歩道ということです。
勾配標もありますね。
1400mという長丁場でありますので、途中いくつかベンチが用意されていて休憩できるようになっています。
こちらは東京駅からの距離標ですね。
109.5km地点です。
そろそろ出口というところに軌道バイクがありました。
今でもトンネル内の保守点検のためにこれを利用しているのでしょうね。
乗ってみたいなあ。
さて、1400m歩いてようやく出口です。
出口のところにこんな案内板もあります。
入口側はここまで詳しいものはなかったような。
これで大日影トンネルの反対側まで来たわけですが、帰りもまた同じ道を歩いて帰らなくてはならないわけです。
外は猛暑なので、トンネル内は涼しいのが救いではあります。
その前に、この出口側にもうひとつ見どころがありますので、次回はそちらを紹介します。
続く。
夏の青春18きっぷの旅2015 山梨編
・ぶどう畑に囲まれた中央線の勝沼ぶどう郷駅に降り立つ 『夏の青春18きっぷの旅2015 山梨編』 その1
・全長1400mの涼しい涼しい大日影トンネル遊歩道を歩いてみる 『夏の青春18きっぷの旅2015 山梨編』 その2←今ここ
・中央本線の旧深沢トンネルを利用した勝沼トンネルワインカーヴというワイン貯蔵庫を見学してみた 『夏の青春18きっぷの旅2015 山梨編』 その3
・手打ちのほうとうが食べられる!中央本線山梨市駅のすぐ近くにある「のんきばぁーば」 『夏の青春18きっぷの旅2015 山梨編』 その4
・山梨市の万力公園で6頭のカピバラたちを撮影してきた! 『夏の青春18きっぷの旅2015 山梨編』 その5
・甲府にある小さなスプーンのカフェ カフェ・キュイエールで甘夏のシフォンケーキを食べてきた 『夏の青春18きっぷの旅2015 山梨編』 その6
・猛暑の中、甲府駅周辺をちょっとだけ散策してみた 『夏の青春18きっぷの旅2015 山梨編』 その7(最終回)
撮影機材は以下のものです。