3月5日。
春の青春18きっぷを使って静岡県の熱海に行ってきました。
今回は熱海の温泉に3つ入ることが目的でした。
まずは最初の温泉である福島屋旅館を紹介することにします。
福島屋旅館は明治初期から宿屋・湯屋として営業を始めていたそうです。
100年以上の歴史を持っているということになりますね。
熱海駅からはほぼ真っすぐな道のりなので、すぐにたどりつけることと思います。
坂道の角にある河津桜が目印です。
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桜の木のちょっと下あたりに福島屋旅館があります。
見るからに古そうな佇まいですよね。
福島屋は旅館でもありますが、立ち寄り湯もやっています。
宿泊者じゃなくても気軽に入ることができるのは魅力的です。
こちらが玄関です。
建物は地味ですが、ロゴは結構派手です。
入り口を入ってみると、いきなり赤電話が登場することに興奮を隠せません。
テレホンカードは使えないタイプで、さらに100円も使えません。
こういう電話は久々に見ました。
受付を済ませて、いよいよ温泉です。
こちらが男湯の入り口です。
さすがにここから先の写真はありませんが、時代を間違えてしまったのではないかという感覚になってしまうお風呂です。
脱衣所のドアはずしりと重たく、床は歩くとギシギシと音がなります。
お風呂の中もレトロな雰囲気で、タイル張りの壁面に、湯気がもうもうと立ち込める浴室。
温泉はもちろんかけ流しです。
湯温はちょっと熱めで、長く入るというよりも、ちゃっと入って、ちゃっと出るという感じですかね。
湯上がりはちょっとだけ館内を見てみます。
温泉の入り口の目の前には階段があって、これまたレトロです。
「湯屋」とい言葉がしっくりきます。
こちらがロビー。
ロビーの奥に廊下があって、その突き当りに洗面所があります。
2階の部屋までは見ていませんが、玄関から浴室までの間を見るだけで完全に昭和の時代で時間が止まってしまったかのような雰囲気です。
熱海での最初の温泉でいきなりディープなところに来てしまったようですよ。
外に出て建物の外観も見てみましょう。
玄関の真上の客室は眺めがよさそうです。
建物の横からも客室らしきものが見えます。
裏手はトタンですね。
かつてはこちら側にあった建物が取り壊されて、本来は見せることのない部分があらわになってしまったのでしょうね。
こんな感じで昭和の雰囲気抜群の福島屋旅館には立ち寄りだけじゃなくて、ぜひ宿泊もしてみたいです。
福島屋旅館
熱海市銀座町14-24
0557-81-2105
立ち寄り湯:400円(年中無休、ただし工事などで臨時休業もあり)
詳細はこちらから。
→福島屋旅館
場所はこちらです。
次回はKICHI+で食べたしらす丼を紹介します。
続く。
春の青春18きっぷの旅 熱海温泉巡り編
・河津桜が咲く時期の熱海で坂道と階段を堪能してみる 『春の青春18きっぷの旅 熱海温泉巡り編』 その1
・昭和の雰囲気が隠すことなく溢れ出る熱海の福島屋旅館で日帰り入力してみた 『春の青春18きっぷの旅 熱海温泉巡り編』 その2←今ここ
・熱海で食べる絶品しらす丼!熱海駅すぐ近くにあるKICHI+は最高にお勧め! 『春の青春18きっぷの旅 熱海温泉巡り編』 その3
・熱海のホテルミクラスの温泉はオーシャンビュー!和風館は落ち着いた高野槙露天風呂! 『春の青春18きっぷの旅 熱海温泉巡り編』 その4
・世界三大間欠泉のひとつである熱海の大間欠泉と湯前神社 『春の青春18きっぷの旅 熱海温泉巡り編』 その5
・熱海駅近くにあるCAFE KICHIは木の温もりを感じるお勧めカフェ! 『春の青春18きっぷの旅 熱海温泉巡り編』 その6
・熱海散策で見つけた面白いもの特集 豆相人車鉄道の資料もあり 『春の青春18きっぷの旅 熱海温泉巡り編』 その7
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・【フィルムカメラ】RICOH GR1sで撮影したモノクロな熱海 『春の青春18きっぷの旅 熱海温泉巡り編』 その9
写真はNikon D610+Nikon AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G EDで撮影したものです。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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