10月28日。
紅葉が見たい!
そんな思いを抱いて秋の北陸を訪れることにしました。
使用するきっぷは北陸フリーきっぷです。
北陸フリーきっぷは東京都区内発であれば、東京と北陸地方のフリーエリアの往復に新幹線や特急列車の普通車指定席が利用できる21500円のきっぷと、グリーン車が利用できてしまうという24100円のきっぷがあります。
普通車指定席とグリーン車の差額が2600円しかないので、これはグリーン車用の北陸フリーきっぷを使ったほうがお得だし、快適に旅ができそうですよね。
なので、この旅では迷うことなくグリーン車を利用することにします。
まずは東京駅から上越新幹線に乗り込みます。
ホームには清掃員の方々がいるのですが、到着する新幹線に対してお辞儀をして出迎えます。
この清掃の方々に車内をきれいにしてもらってからの乗車となります。
7:48、東京発新潟行き上越新幹線Maxとき307号に乗車。
新幹線の普通車は2列+3列の座席配置ですが、グリーン車は2列+2列なのでかなりゆったりと座ることができます。
客室内には時刻表と毛布も自由に使えるようになっていますよ。
しかし、ゆったりし過ぎていてこの上越新幹線では爆睡(笑)
9:04、越後湯沢着。
東京から1時間16分しかかからないで新潟県に入ってしまいました。
目覚ましをセットしていなかったので、危うくの寝過ごしてしまうところだったのは内緒です。
越後湯沢駅では新幹線からと特急はくたかに乗り換えます。
はくたかは上越線、ほくほく線、信越本線、北陸本線経由で金沢へと向かう列車です。
このはくたかへの乗車ホームには手湯があります。
冬の寒い日だと暖かそうな湯気が立っているのですが、まだまだ寒さを感じることがない10月下旬では湯気はあまり見えませんでした。
誰も手を入れていませんでしたしね。
9:14、越後湯沢発金沢行き特急はくたか4号に乗車。
もちろんグリーン車です。
はくたかのグリーン車は2列+1列の座席配置になっています。
通常は2列+2列だから、ここでもかなりのゆったり度があるのがわかると思います。
ダウンライトと間接照明でやわらかな明かりで、新幹線に負けないくらいの快適な座席です。
このはくたかからの車窓風景を紹介しましょう。
まずは新潟県内から。
刈り入れが終わった田んぼが広がりますが、紅葉はまだまだ始まったばかりでした。
富山県に入ると進行方向右側に海が見えてきます。
でもまだ低地では紅葉が始まってもいませんでした。
11:01、黒部着。
ここではくたかからは下車することにします。
この富山県の黒部駅から北陸フリーきっぷのフリーエリアになります。
北アルプスがうっすら見える方向に向けて出発する特急はくたかを見送りました。
黒部駅からは富山地方鉄道の電鉄黒部駅までお散歩しつつお昼ごはんを食べる場所を探そうと思います。
その話はまた次回。
初秋の北陸旅まとめ
・グリーン車用北陸フリーきっぷを使った旅が始まる 初秋の北陸旅 その1←今ここ
・黒部の町をぶらり散策する 初秋の北陸旅 その2
・昭和の無骨さをそのまま残す富山地方鉄道の電鉄黒部駅 初秋の北陸旅 その3
・長閑な風景をのんびり走る富山地方鉄道で宇奈月温泉へ 初秋の北陸旅 その4
・宇奈月温泉で黒部渓谷鉄道のトロッコ列車を撮影する 初秋の北陸旅 その5
・黒部渓谷鉄道のトロッコ列車に宇奈月から乗車する 初秋の北陸旅 その6
・連続する絶景に息つく暇もない黒部渓谷鉄道のトロッコ列車 初秋の北陸旅 その7
・トロッコ列車で紅葉が始まりつつある黒部渓谷を堪能する 初秋の北陸旅 その8
・欅平温泉の足湯に入り、猿飛峡を見学する 初秋の北陸旅 その9
・夕暮れ時の黒部渓谷鉄道宇奈月駅での機関車たち 初秋の北陸旅 その10
・暗闇の中でホテル黒部から黒部渓谷鉄道のトロッコ列車を撮影する 初秋の北陸旅 その11
・黒部渓谷鉄道の始発トロッコ前の点検用機関車をホテル黒部から撮影する 初秋の北陸旅 その12
・太陽に邪魔をされて黒部渓谷鉄道トロッコ列車の撮影を終える 初秋の北陸旅 その13
・かつての西武特急レッドアロー号が富山地方鉄道特急アルペン号に姿を変えていた 初秋の北陸旅 その14
・富山駅でライトレールや北陸地方の車両を撮影してから一路福井へ 初秋の北陸旅 その15
・えちぜん鉄道の福井駅から永平寺口駅まで乗車する 初秋の北陸旅 その16
・意匠を凝らした木造駅舎とレンガ造りの変電所跡が残るえちぜん鉄道永平寺口駅 初秋の北陸旅 その17
・秋の永平寺を見学に行く 初秋の北陸旅 その18
・福井県の永平寺境内をたっぷりと撮影する 初秋の北陸旅 その19
・福井の路面電車と回転寿司 初秋の北陸旅 その20
・雨の福井を朝散歩する 初秋の北陸旅 その21
・路面電車と普通の鉄道の2つの顔を持つ福井鉄道に乗車する 初秋の北陸旅 その22
・木造駅舎と凸型電気機関車のデキ3が待機していた福井鉄道北府駅 初秋の北陸旅 その23
・川が横に流れる福井鉄道家久駅に残るタブレット 初秋の北陸旅 その24
・福井鉄道三十八社駅付近の田園地帯で鉄道撮影をする 初秋の北陸旅 その25
・田原町駅まで乗車して福井鉄道を完乗する 初秋の北陸旅 その26
・北陸旅行の最後はやっぱり福井鉄道の路面区間撮影 初秋の北陸旅 その27
写真はNikon D90+Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影しました。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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