足尾銅山の日帰り旅行では、廃墟や鉄道の写真ばかり撮っていたのではなく、ちゃんと観光もしてきましたよ(笑)
まずは通洞駅のすぐ近くにある「足尾銅山観光」というスポット。
足尾銅山のまるでアリの巣のように広がった坑道の入り口となる場所なのです。
そこに江戸時代から昭和まで、どのように坑道内での作業を行っていたのか人形などを配置して当時の様子を再現しているのです。
入場料は800円。
ちょっと高いかな。
坑道に入るにはトロッコ列車に乗ります。
かなりおもちゃっぽいですが、意外な程にスピードが出るのに驚かされました。
坑道内の様子です。
ここは広いところだけれども、狭い道だと人が一人通ることができるのがやっとというところもあります。
そして人形。
こんな感じで作業の様子が再現されているのですね。
坑道見学が終了すると資料館のようなものがあります。
そこではジオラマで通洞近辺の様子を知ることができます。
こちらは昭和40年代のものだったかな。
中央に道路が左右に走っています。
道路の上中央にこちらで紹介した巨大廃墟があります。
中央右下の赤い屋根はここで紹介したレンガの廃墟で、その右側のコンクリートの建物がここで紹介した廃墟になります。
この観光施設はコンクリートの右側に穴の周囲に作られたものです。
坑道はこの穴からずっと山の上まで続いているようですよ。
このジオラマを見ると位置関係がよくわかりますね。
資料館の外に出るとでっかい寛永通宝が。
さすが銅山跡地です。
足尾観光のあとはトロッコ列車で水沼駅へ。
この駅は、「水沼温泉センター」という温泉付きなのです。
こんなかっぱがお出迎えしてくれます。
入館料は大人は通常500円なのですが、わたらせ渓谷鉄道の1日フリー切符を持っていれば400円に割引してもらえます。
タオルも200円で販売されているので飛び込みで入っても問題なしです。
お風呂は内湯、露天風呂、サウナ、水風呂とあり、いろいろと楽しめます。
ただ露天風呂の通路は外の駐車場から丸見えなので、大胆な姿を見られないように注意する必要がありそうです。
足尾近辺を散策した後に、すぐに汗を流すことができるのでかなり便利な場所でした。
といったところで足尾銅山日帰り旅行日記は終了です。
東京から2時間もかからずに、温泉に入れて、公害についての学習ができて、ローカル線にも乗れてダイナミックな車窓と懐かしい風景を楽しめる足尾銅山、わたらせ渓谷鉄道はお勧めの日帰り旅行スポットですよ。
※全ての写真はNikon D40xで撮影したものです。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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