浅草散策第3回目のレポートです。
今回は浅草寺の敷地から出て、気になる建物や路地を紹介したいと思います。
まずは浅草花やしき入り口すぐ横にある芳野屋さん。
木造平屋の店構えがある食堂です。
看板に書かれている電話番号が古い形式のままなので、かなり前からここで営業しているのでしょう。
店頭には豆タイルが貼られた台の上におでん鍋もありましたが、この日は店内のみの営業のようでした。
かつて浅草には瓢箪池という大きな池があり、その周囲は藤棚がある道があったとのことです。
現在はその池は埋め立てられているのですが、その藤棚は今でも同じ場所にわずかながらも残っています。
もちろん棚は付け替えられていますが、この一画はこのように頭上の藤を楽しむことができるのです。
これが春だったらきっときれいなのでしょうね。
このあたりの経緯は雑誌の荷風 2008年12月号に詳しく書かれています。
ちなみに、この路地は初音小路というところです。
道の両サイドに飲み屋さんが並んでおり、お店の中のテレビやラジオからは馬が走っている様子が流れています。
ちょっと近寄りがたい雰囲気がありますが、お酒と馬が好きな方にはたまらない場所でしょうね。
小路の入り口では黒猫が道を出入りする人々を見張っていました(笑)
浅草散策まとめ
・仲見世通りから浅草寺へ 浅草散策 その1
・浅草寺境内にある井戸ポンプ 浅草散策 その2
・初音小路と芳野屋 浅草散策 その3←今ここ
・純喫茶マウンテンなどの浅草で気になった看板 浅草散策 その4
・まるで昭和の風景のような浅草地下街 浅草散策 その5
写真はNikon D40xで撮影したものです。
似たテーマの記事はこちら
この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
記事内容や写真使用に関するお問い合せ、記事広告の作成、広告掲載、取材依頼のご相談などは下記リンクからお願いします。イベント取材、旅レポート、製品レビューなどの依頼は大歓迎です。
→お問い合わせメールフォーム
詳細なプロフィールはこちらから。
→プロフィール