上野駅から徒歩数分という大都会にありながら、まるでラピュタにある建物の様な蔦が絡まる旧台東区立下谷小学校の姿は圧巻でした。
今回は前回の報告とは別の角度からの写真を紹介したいと思います。
まずは体育館らしき窓です。
塀があって中を見ることはできなかったのですが、この大きな窓となんとなく空間が広がっていそうな雰囲気から体育館だと思います。
建物の裏手にまわってみると。
ほとんど建物が植物に飲み込まれ、外壁の色がわからなくなっています。
次は裏門。
かろうじて門の部分への緑の侵食は少ないのですが、それでも少しずつ草が絡みついてきているのがわかります。
もしあと数年この建物が残っているならばこの門もすっかり緑に覆われるのでしょうね。
最後にこの門の隙間から見た校舎の裏口です。
ここには緑の手が伸びてきていました。
「押す」と書かれているけど、もうここを押すことはできないのでしょうか。
このような圧倒的存在感を示す建物を最初に見たときは確かに興奮しましたが、撮影を続けていると徐々に哀しみという感情も出てきました。
この姿を変えることなくこれからもこの校舎を有効活用していけないものでしょうかね。
下谷小学校まとめ
・上野駅近くのラピュタにあるような建築物 旧下谷小学校 その1
・緑に侵食されていく美しい校舎 旧下谷小学校 その2←今ここ
写真はNikon D40xで撮影したものです。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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