3月8日で引退する熊本電鉄の青ガエル5102Aをたっぷり撮影してみた（動画あり）『くまもと鉄分補給日記の旅』その37 #鉄道くまもと

1月27日。
くまもと鉄分補給日記の旅のレポートの第37回目です。
旅の4日目、最終日のお話です。
今回は熊本電鉄の青ガエルを紹介します。

くまもとの鉄道の旅を楽しんできました！この記事は「鉄道王国くまもとだモン！」内の「くまもと鉄分補給日記」でも紹介されています。

青ガエルとは車両の愛称名で熊本電鉄の5000系電車のことを指します。
この5000系電車は現在2両在籍しているそうです。
5101Aと5102Aです。
この2両のうち5102Aは2015年3月8日に引退し、5101Aも近い将来の引退が決定しています。
この日は5102Aが走っているという情報を掴んだので、熊本在住のOさんの案内で5102Aの最後の勇姿を撮影することにしました。
向かったのはこのあたりです。

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池田駅と坪井川公園駅の間で撮影してみました。
まずは坪井川沿いで北熊本行きのアオガエルを撮ってみます。
オーソドックスに車両全体が入るように撮ってみました。

この撮影の時に気がついたのですが、1両なんですね。
現場に着くまで知りませんでした。

この車両、東京近辺に住んでいる方は見たことがあるかもしれません。
かつては東急電鉄で走っていたものだそうですよ。
僕は東急で走っていた頃に見た記憶はないのですが、渋谷駅のハチ公前に展示されている電車を見たことがある人は多いと思います。
あれがこの青ガエルと同じ形式です。

今度は北熊本で折り返してきた列車を狙います。

反対側の運転台は先ほど見たのとはだいぶ違う形をしていますね。
こちら側は元々運転台がついていなかったのを改造して運転台を設置していますので、このようなちょっとのっぺりとした顔になっています。
この列車が踏切を越えて、その踏切が開いて、踏切の入り口で撮影したのがこれ。

こうしてみると愛嬌がある顔をしていますよね。
下ぶくれでまさに青ガエルです。

同じ踏切から打越駅に到着したところをパチリ。

さらに打越駅を出発したところも撮影してみました。

架線柱が木製です。
見える範囲は全部木製ですかね。

今度は池田駅と打越駅の間で上熊本で折り返してきた北熊本行きの列車を横から撮ってみました。

真横だと青ガエル感はあんまりないですね。

次は打越駅近くの高台から俯瞰撮影です。

こちら側は改造運転台なので青ガエルっぽくはありませんが、熊本の街並みもわかる1枚になりました。
同じ列車がぐんと近づいてきたところも撮ってみました。

次は池田駅の近くでカーブを曲がってきたところを撮ってみます。

太陽が西に傾いてきているので、ちょっと夕方っぽい雰囲気になりました。
この池田駅は駅名標が味わい深いのですよ。

ひらがなでシンプル。
僕が今まで見た駅名標の中で一番シンプルかも。
ホームにある電話ボックスもいい感じです。

この池田駅のホームから北熊本方面からやってくる列車を撮ってみます。

駅のすぐ横にトンネルがあるので、そこに入ってくる瞬間を狙ってみました。

外から青ガエルのを撮るのはこれがラストで、次は実際に乗車してみます。
車内を見てみましょう。
このシートの色がみごとですね。

こちらがドア。

青ガエルは下ぶくれの顔をしていましたが、それに合わせてドアも下側は曲線を描いています。
なかなか凝ったデザインですよね。

次は運転台です。

僕はこれを見てもどこがどんな意味を持っているのかわからないけど、記録として残しておきます。
これは発車ベルかな。

上熊本駅に到着しました。

反対側。

ドアのところには「入口、出口、締め切り」の案内があります。

3つあるドアのうち真ん中は使っていないようで、上熊本駅でも閉まっていました。

それにしても、この2枚窓のかわいらしい顔の車両が引退してしまうのはもったいない気もします。

現在青ガエルは上熊本駅と北熊本駅の間を行ったり来たりしているそうです。

熊本に行った際はぜひ最後の青ガエルの勇姿をご覧になっていただければと思います。

そうそう、熊本電鉄は時間帯に寄って車内に自転車を持ち込むことができるそうです。

たまたま自転車を持ち込んできた乗客がいたのでお願いして撮らせてもらいました。
レンタサイクルで青ガエルを追いかけるってのも面白いかも。
そろそろ青ガエルの出発時間です。

最後は思いつきで動画撮影してみました。

上熊本駅を出るところを御覧ください。
40秒ほどの短い動画です。

熊本電鉄についての詳細はこちらを御覧ください。
→熊本電気鉄道株式会社 – 地域とともに、地域住民のために

お得な切符などの情報も掲載されています。

この熊本電鉄の面白いスポットをもうひとつ紹介してもらいました。
藤崎宮前駅と黒髪町駅の間にそこがあります。
一見普通の道路なのですが、向こうの角からにゅっと電車が顔を出します。

そして柵も何もないところを車の横を電車が走ります。

この道路を車で走ると線路がこんな風に見えます。

助手席からの撮影です。
もちろん線路上ではありませんからね。
線路脇に柵がないだけでかなりの迫力が出るポイントでした。

次回は熊本で食べた最後のお昼ごはんを紹介します。
続く。

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撮影機材は次のものです。

Nikon デジタル一眼レフカメラ D610

Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED フルサイズ対応

SIGMA 単焦点マクロレンズ MACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSM ニコン用フルサイズ対応

SIGMA 望遠ズームレンズ 70-300mm F4-5.6 DG MACRO ニコン用フルサイズ対応

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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