福岡県福岡市の博多湾をぐるっと半周するルートを通ってみました。
鉄道と渡船という2種類の乗り物でこのルートを楽しむことができます。

まずは博多湾の場所の確認をしましょう。
こちらの地図をご覧ください。

博多駅から鹿児島本線で香椎駅へ

まずはこちらの813系電車に乗車しました。
九州の車両は普段東京近辺で見るのとは全く違うので、見るのも撮るのも新鮮です。
確保したのは先頭車両の前面展望かぶりつきポジションです。
いきなり青い特急型車両のソニックとすれ違いました。

車庫には787系もいました。

やっぱり九州の車両はかっこいいですよ。
博多駅で張っていたら色々な車両が見られるはずですが、いくら時間があってもたりなくなるだろうから、今回は駅滞在時間はできるだけ短くしました（笑）
この博多から香椎までの区間だけでもかなりお腹いっぱいです。

香椎駅から香椎線（海の中道線）で西戸崎駅へ

香椎駅からは海の中道線に乗り換えます。
海の中道線は香椎線の香椎－西戸崎間の愛称です。
乗車したのはこちらの車両です。

先程までは新しいスタイリッシュな車両を見てきましたが、今度は重厚で車歴のある車両のキハ40です。
2両編成で、後ろの車両の色はこちらと同じタイプでした。

海の中道線は単線の非電化路線です。
車窓からの眺めは絶景というわけではありませんが、鉄橋があったり、途中で海の近くを通ったりするので気を抜けません。

ちなみに、海ノ中道駅が国営海の中道海浜公園の最寄り駅になります。
→国営公園海の中道海浜公園

西戸崎駅に到着すると、これ以上線路はないという車止めがあります。

周囲は開放感がある景色ではありますが、終着駅らしい寂しさも同時に感じられます。

駅舎は小さいものではありますが、なかなかおしゃれなデザインです。

Suicaが使えるので、博多駅の改札口からSuicaで入場しても問題なしです。

西戸崎から博多へ向けて渡船に乗る

海の中道線の西戸崎を出て左手に進むとすぐに市営渡船乗り場の案内があります。

この案内に従って進むと西戸崎旅客待合所が見えてきます。

この渡船は博多と志賀島を結ぶ福岡市営渡船で、この西戸崎はその途中にあるということになります。
待合所の中に切符売り場がありまして、ここでもSuicaなどのICカードを使うことができます。

小銭を出さなくていいのが楽でいいですね。
西戸崎から博多までは大人一人440円です。

渡船はこちらの桟橋にやってきます。

今回乗船したのは西戸崎発15:55のものです。

船がやってきました。

船名は金印が発見された志賀島にちなんで「きんいん」です。
船室には椅子席があります。

ここでのんびり座っていてもいいけど、デッキで立って景色を眺めることを僕としてはお勧めしたいですね。
天気によってはこんな空を見ることができちゃいますよ。

動画でもご覧ください。

Masaki Tokutomiさん(@tokutomi1029)が投稿した動画 – 2016 11月 6 4:37午後 PST

この渡船には自転車を持ち込むことができます。

博多方面から西戸崎までサイクリングして、船で博多に帰るというプランも面白そうですね。

船は博多に到着です。

西戸崎から博多までは15分という短い時間です。

そんなに揺れないので快適な船旅でした。

この渡船についての詳細はこちらからどうぞ。
→博多港：旅客航路のご案内

まとめ

最後にもう一度地図を見てみましょう。

鉄道と船を利用して博多湾の東側を周るルートは変化がある景色を堪能することができます。
鉄道の新しい車両と古い車両を見たり乗ったりできて、船からの博多湾の眺めも最高です。
ただ鉄道と船に乗るためだけにこのルートを選択してもいいけど、海の中道海浜公園に行く際に利用してもいいでしょうね。
手頃な観光ルートとしてお薦めですよ。

この記事は「魅力発信！茨城空港発ブロガー旅行体験記2016」の企画に参加して作成されています。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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