かつての文京区白山三業地界隈には今でもその当時の姿のままの木造家屋が残っています。
前回紹介した待合の「松泉」もそのひとつでした。
今回は松泉のすぐ近くにある建物をいくつか紹介したいと思います。
まずはこちらから。
黒塗りの高級感溢れる塀と木目むき出しの外壁がなんともアンバラスな気がしないでもないですが、この塀により一般人が近づき難い雰囲気が醸し出されているのではないかと思います。
正面にまわってみると、
門は開放されているにも関わらず、ここと外界との間には厳然とした敷居がある気がします。
2階を見上げてみると、
「末乃濱」または「濱乃末」と彫り物があるのがわかります。
でもこれらで検索しても有益な情報がなかったから、「濱」の字がもしかしたら違う文字なのかも。
でも、一階の玄関扉にアップで寄ってみるとまた別の字が彫ってありました。
「や乃ま」までは読めるけど、一番右の文字は何て書いてあるのだろう?
さらなる調査がやはり必要なようです。
また別の建物ではこんな曲面も見つけました。
こんな曲面は今まで見たことがなかったので度肝を抜かれました。
次回は三業地以外で白山の気になった建物を紹介します。
白山散歩まとめ
・円乗寺にある八百屋お七の墓 文京区白山散歩 その1
・かつての白山三業地に残る待合「松泉」 文京区白山散歩 その2
・文京区あった白山三業地の残滓 文京区白山散歩 その3←今ここ
・白山周辺に残る昭和の香りがする床屋さん跡 文京区白山散歩 その4
・白山駅周辺のお寺で見かけた気になったもの 文京区白山散歩 その5
写真はNikon D40xで撮影したものです。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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