房総横断切符を使っての、小湊鉄道、いすみ鉄道乗りつぶしの房総半島横断日帰り旅行はいよいよ佳境に入ってきました。
歴史的建造物が通りのあちこちにあるいすみ鉄道大多喜駅周辺を堪能した後、16:07、大多喜発大原行きの列車に乗り込みました。
この列車の上総東駅から西大原駅までの全面展望動画を携帯電話F905iで撮影してきたのでご覧ください。
ものすごい山の中を走っているように見えるけれども、これでももうすぐ海という場所なんですよ。
東京から程近い場所にも関わらず、こんなローカル線が走っているとはかなり驚きでした。
16:35大原駅着。
ここでJR外房線に乗り換えるわけですが、予定の列車まで1時間程あったので大原駅の周囲を散策することにしました。
すると、町のあちこちに井戸があるわあるわ。
ほんの数十分歩いただけなのにたくさんの井戸を発見することができました。
まずはとあるお宅の洗濯機脇にあった錆びついてしまっている井戸ポンプ。
おそらくもう枯れてしまっているのでしょう。
今ではホース置場と化していました。
次は廃墟にあった井戸ポンプです。
今まで見たものの中でも土台の高さがもとも高いものでした。
背が高い人じゃないと操作しにくいのではないかと思うのですが、一体どんな人が使っていたのでしょうかね。
次は丸井戸跡です。
赤い三角のカバーがなかなかユニークです。
大多喜の町でもこのタイプを見かけたので、この地方独特のものなのでしょう。
最後はレンガ造りの井戸です。
これも大多喜で見たのと同じタイプです。
上のような石作りのものは東京でもよく見かけるものですが、このレンガ造りは見たことがまだありません。
この工法については今後調査の課題となりました。
こんな感じで大原散策をしているうちにそろそろ帰りの電車の時間となってしまいました。
17:42、大原発千葉行きの列車に乗車。
これで千葉まで行かずに、17:59上総一ノ宮で下車。
18:07、上総一ノ宮発、横須賀線直通横須賀行きの列車に乗車。
19:30、東京駅着。
こういう日帰り旅行の帰りはグリーン車に乗ってもいいんだけど、この日はうまい具合にボックスシートに座れたのでそのまま乗車して帰ってきました。
日帰りでも緑や花を堪能することができるこの房総半島横断の旅は手軽に楽しむことができるものなのでお勧めですよ。
養老渓谷でもっと時間をとれば、温泉を楽しむことができますしね。
小湊鉄道やいすみ鉄道沿線の観光については下記リンクを参照してください。
お得なフリー切符の情報ものっていますよ。
といったところで、房総半島横断旅行のレポートを終了いたします。
近日、1泊ですがちょっと遠出をすることになりましたので、新たな旅日記レポートを掲載いたします。
房総横断旅行まとめ
・房総半島横断乗車券で小湊鉄道といすみ鉄道の旅へ 房総半島横断旅行 その1
・名駅舎が残る小湊鉄道の上総鶴舞駅で途中下車 房総半島横断旅行 その2
・大正・昭和へタイムスリップできる小湊鉄道の上総鶴舞駅 房総半島横断旅行 その3
・田んぼだらけの小湊鉄道上総鶴舞駅周辺を散策 房総半島横断旅行 その4
・小湊鉄道上総鶴舞駅にある謎の木造倉庫 房総半島横断旅行 その5
・小湊鉄道上総鶴舞駅裏にある倉庫の中身とは!? 房総半島横断旅行 その6
・小湊鉄道の養老渓谷駅で足湯に入る 房総半島横断旅行 その7
・養老渓谷の井戸プンプとキハチュー像 房総半島横断旅行 その8
・小湊鉄道といすみ鉄道の接続駅、上総中野駅 房総半島横断旅行 その9
・歴史的建造物と井戸があるいすみ鉄道大多喜駅で途中下車 房総半島横断旅行 その10
・大原駅周辺は井戸の宝庫だった 房総半島横断旅行 その11←今ここ
写真はNikon D40xで撮影したものです。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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