冬の青春18きっぷの烏山線完乗編ではおまけに日光線にも乗車してきました。
目的はJRの日光駅を見ることと日光の町をぷらぷら歩くことです。
僕は木造駅舎が好きであちこちの路線に乗っては小さな駅舎を見てきましたが、この日光駅はそのような駅舎とは違ってあまりにも豪華で、あまりにも優雅で、あまりに気品があるです。
1番線ホームには皇族の方々が利用する貴賓室があります。
普段は公開されていない部屋なのでぜひ一度はこの目で見たいものです。
この扉の向こうにはどんな世界が広がっているんだろう・・・
その貴賓室の隣には改札口があります。
ここもレトロ調に改装されており、自動改札ですら日光線カラーになっていました。
駅事務室も気高い雰囲気が漂っています。
待合室側から改札を見てみましょう。
こんな落ち着いたデザインだとゴミや吸い殻を捨てて汚そうなんて人は現れないかもしれません。
よく見ると時計や電光掲示板の外枠もブラウンになっていて、統一感が出ているのがわかります。
改札口を出てすぐのところに階段があり、2階に上がれるようになっています。
ここはイベントスペースになっていますが、元々は1等車を利用する人向けの待合室だったところです。
つまり政財界の要人などの特別室と言ってもいいでしょう。
この部屋でさえこんなに豪華なのだから貴賓室はもっとすごいことになっているのでしょうね。
このように駅舎はものすごく立派なものなのですが、近年駅前がすっかり寂れてきてしまいまいた。
東武日光駅前は賑わっているのに、ここだけが観光地からすっかり取り残されてしまったかのようです。
それでは日光駅から離れて町を散策してみることにしましょう。
日光駅周辺には雪はほとんどなかったけど、向こうに見える奥日光の山々は雪を抱いていました。
町のメインストリートを歩いていきたどり着いたのは神橋です。
いつもはたくさんの人でにぎわっているこの橋もたどり着いた時間が遅かったからなのか見学者は誰もいませんでした。
東照宮方面に歩いていっても参拝時間が過ぎていたので誰もいませんでした。
誰もいない日光は神聖さがあふれ出ているような気がしていつもとは異なる新鮮な空気に包まれていました。
帰りは東武日光駅前であげゆばまんじゅうを購入。
アツアツで口の中を火傷しちゃったけどおいしいことは間違いなし。
日光に来たらいつもこれを食べています。
日光散策も楽しんだのでそろそろ東京へと帰ることにしましょう。
17:07、日光発宇都宮行き日光線普通列車に乗車。
17:49、宇都宮着。
下車して駅ビル内の餃子の珉珉(みんみん)で夕食。
18:41、宇都宮発上野行き東北本線普通列車に乗車。
この日は始発列車から動き回ったのでグリーン車でゆったりと帰ってきました。
20:10、上野着。
これにてクリスマスイブの青春18きっぷの旅は終了です。
今回は烏山線の未乗区間である大金ー烏山間を乗車できたというのが大きな収穫でした。
これで烏山線完乗編は終了しますが冬の青春18きっぷの旅はまだまだ続きますよ!
<今回の旅の乗車記録>
上野→宇都宮 東北本線
宇都宮→宝積寺 東北本線
宝積寺→烏山 烏山線
烏山→仁井田 烏山線
仁井田→大金 烏山線
大金→宝積寺 烏山線
宝積寺→宇都宮 東北本線
宇都宮→日光 日光線
日光→宇都宮 日光線
宇都宮→上野 東北本線
冬の青春18きっぷの旅ー烏山線完乗編まとめ
・宝積寺と烏山を結ぶ烏山線に乗車 冬の青春18きっぷの旅ー烏山線完乗編 その1
・歴史と風格を感じる烏山駅とその周辺 冬の青春18きっぷの旅ー烏山線完乗編 その2
・烏山線大金駅でのタブレット交換 冬の青春18きっぷの旅ー烏山線完乗編 その3
・小さな木造駅舎の烏山線仁井田駅 冬の青春18きっぷの旅ー烏山線完乗編 その4
・大金温泉での塩っけたっぷりのお湯につかる 冬の青春18きっぷの旅ー烏山線完乗編 その5
・日光線に24年ぶりに乗車する 冬の青春18きっぷの旅ー烏山線完乗編 その6
・JR日光駅と日光町中散策 冬の青春18きっぷの旅ー烏山線完乗編 その7←今ここ
写真はNikon D40x+Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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