高層マンション群のすぐ近くに残る佃の下町風景 佃から春海橋への東京路地裏散歩 その1

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最近鉄道旅行記が続いてきましたが、旅行シーズンでない時には東京路地裏散歩にも行っていますよ。
今回の目的地は中央区の佃です。
いままで月島には何度も行っているのですが、そのお隣である佃にはまだ足を踏み入れてことがありませんでした。
噂では井戸ポンプもあちこちに残っているということなので、井戸探索も行いますよ。
また、ゴール地点ではしっかり鉄分補給もしようと思います。
それでは散歩を始めましょう。

最初に降り立ったのは東京メトロ日比谷線の八丁堀駅です。
駅を出てしばらく歩くと亀島川あり、その高橋という名の橋からは川の向こうに佃の高層ビル群が見えてきました。

川には下町情緒溢れる船があるのに、その向こうに近代的なビルが立ち並ぶというのは今の東京を象徴しているのかもしれません。
この風景を見て、あんなにたくさんビルがある地域に果たして井戸が残っているのか不安にもなってきました。

佃に入るには隅田川に架かる中央大橋を渡っていきます。

平成5年(1993年)に完成した橋なのでまだまだピカピカでした。
この橋の上からは建設中の東京スカイツリーの姿も見えました。

中央大橋を渡ると中央区佃2丁目になり、大川端リバーシティ21の高層マンション群が立ち並ぶ地域になります。
どこを見てもビルばかりで下町の香りが全くなくなってしまっていました。
しかし、しばらく歩いてみるとすぐに低層の住宅が密集する地域となり、準備中の銭湯、旭湯もありました。

この銭湯の横の路地を入っていくと、いきなりの井戸ポンプ発見!

ポンプ自体は新しいけど、土台部分から昔からここにある井戸なのだということがわかります。
今でもお花の手入れなどにここから汲み上げる水を使っているのでしょうね。

さらに1本脇の路地に入ってみると、またもや井戸発見!

ポンプの錆具合といい、背景といい、バケツの置かれ方といい、みごとな下町の井戸だと思います。

やっぱり佃に散歩に来てよかったなあ~。
この近辺の路地裏風景は、昔の長屋の名残がしっかりあるので、まるでタイムスリップしたような雰囲気を味わうことができます。

次回も佃の下町風景をじゃんじゃん紹介していきます!

佃から春海橋への東京路地裏散歩まとめ
高層マンション群のすぐ近くに残る佃の下町風景 佃から春海橋への東京路地裏散歩 その1←今ここ
佃の下町風景もいつかなくなってしまうのかもしれない 佃から春海橋への東京路地裏散歩 その2
佃の路地裏は井戸ポンプの宝庫だった 佃から春海橋への東京路地裏散歩 その3
東京都内に残る奇跡の廃線跡―春海橋― 佃から春海橋への東京路地裏散歩 その4

写真はNikon D40x+Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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