先日、銀座に昭和初期に建てられたビルがあるという情報が寄せられたので、さっそくその奥野ビル行って来ました。
奥野ビルは昭和7年(1932年)に建てられた地上7階、地下1階の鉄筋コンクリートの建築物です。
中にはギャラリーや事務所がたくさん入っていますが、今現在はギャラリーがメインという感じでした。
ギャラリーが入っているので、ビルの中は自由に動き回れて見学することができます。
まずはエントランスから。
タイル貼りで、そのテクスチャもとても美しいままになっています。
そしてエントランスを入ってすぐ右にはこんな昔の重厚な金庫が。
今は金庫としてではなくオブジェとして置かれているようでした。
このビルの雰囲気ととてもよく合っていますが、傘をかけるのはいかがなものかと。
この金庫の前には地下にあるギャラリーへ通じる階段があります。
この石造りの重々しさが時代を感じさせ、ここを降りていくときにはまるでタイムスリップのための通路歩いているようでした。
この暗さもこのビルの雰囲気作りに一役買っているように感じます。
次回は奥野ビルのエレベーターを紹介したいと思います。
なんと今では全くと言っていいほど見ることができなくなった手動式ドアがあるエレベーターなのです。
奥野ビルの場所はこちら。
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写真はNikon D40xで撮影したものです。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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