5月24日。
京急のよこすかグルメきっぷを使って横須賀に日帰り旅行をしてきました。
今回は横須賀沖1.7kmのところにある無人島、猿島を紹介します。
猿島はかつて日本軍によって要塞として使用されていた島です。
現在でも軍事施設の遺構がそこかしこに残っています。
まずはこちらの切り通しを歩いてみましょう。
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ここは本来は山だったところを道として切り開いたところです。
この道は島の3分2程の長さがあり、見応え充分です。
どこに何があるかは案内板がありますので、そちらは確認しておくべきでしょう。
険しい森がこの切り通しを覆っているので、そんなに光が入ってきません。
しかし、たまに入り込んでくる光がこの道を神秘的に見せてくれます。
こちらが兵舎の入り口です。
ドアは新しいものでしょうが、それいがは全て当時のままですね。
ドア上部のレンガの積み方がおしゃれです。
これは空気取りのための窓ですかね。
できうるならばこの中に入って、部屋の中も見学してみたいものです。
レンガや石組みの壁がある一方で、それらは植物に覆われつつあります。
この緑の侵食の仕方がまるでラピュタのようだと言われる所以なのでしょうね。
どこからかロボット兵が現れても不思議ではない雰囲気がここにあります。
兵舎などがある切り通し区間を抜けると、今度はトンネルがあります。
ここもレンガの積み方が美しいですね。
このレンガの積み方はフランス積という方式だそうで、現在日本には4件しか残っていないそうです。
猿島要塞のレンガ建造物は貴重なものだったのですね。
それではトンネルの内部に入ってみましょう。
内部ももちろんレンガ積みです。
長辺と短編が交互になっているのが特徴のようです。
出口が見えてきました。
このトンネルを出たところにも2つトンネルがあります。
猿島の軍事遺産は、切り通しもいいけどトンネルも面白いですね。
次回は猿島に残る砲台跡などを紹介します。
続く。
今回紹介した猿島についての詳細はこちらから。
→無人島・猿島 | 【TRYANGLE WEB】YOKOSUKA軍港めぐり / 無人島・猿島 / ヨコスカBBQ のトライアングル
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写真はNikon D610+Nikon AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G EDで撮影しました。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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