猿島に残る砲台跡 江戸から昭和の国防の歴史を垣間見ることができます 『よこすかグルメきっぷの旅』 その8

5月24日。
京急のよこすかグルメきっぷを使って横須賀に日帰り旅行をしてきました。
今回は横須賀沖1.7kmのところにある無人島、猿島を紹介します。
前回は猿島のレンガ造りの切り通しやトンネルといった軍事遺産を見ていきました。
今日はまずは砲台跡を紹介します。

地面にある円状のものの上に砲台がのって、砲身の向きを変えられたのでしょうね。
このような砲台跡が猿島には5つあります。
実物はもうなく、砲台のみが残っています。
猿島には江戸時代に日本初の砲台が作られたという歴史があるそうです。

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そんな歴史に思いを馳せながら砲台跡も巡ってみました。

ちょっとわかりにくいけど、これも砲台跡です。

次は海岸に降りてみることにしましょう。
こちらの階段から下に行くことができそうです。

「日蓮洞」というのも気になりますね。

この階段はかなり急で一気に下へと進んでいきます。

海岸のちょっと上辺りに日蓮洞穴があります。

奥はだいぶ深いようなのですが、現在では立入禁止になっています。
中には1400年から2000年前の貝塚も残っているそうですよ。
今は遠くからこんな感じに洞穴の入口近くを眺めるのみです。

さらに階段を降りると海岸に出ます。

結構水はきれいに感じます。
ここでお弁当を食べている人もいましたね。

ゴツゴツした岩場は歩くことができますので、島内の山の雰囲気とはまた違う印象があります。

先ほどの階段を登って、今度は「広場」と呼ばれるところに行ってみます。
しばらく森のなかを歩いて、この先の階段をまた下ります。

この広場には対岸を見る双眼鏡も設定されています。

広場からさらに階段を下って磯に降りることができます。

ここはオイモノ鼻という場所で、絶好の釣りスポットだそうですよ。

猿島では釣り竿などのレンタルもできますので、釣りにチャレンジなんてものもいいですね。
いかにも魚がいそうなので、初心者でも釣れるんじゃないかって思っちゃいました。

磯からまた山の中に戻ります。

緑のトンネルをくぐって、島の中でも高い場所に出ると展望台があります。

老朽化のためか立入禁止になっているのが残念です。

さらに森のなかを歩いて船着場へと向かいました。

島の中を撮影しながらじっくり歩くとだいたい1時間半くらいですかね。
僕は12:40くらいに島について、14:45の船で横須賀へと戻りました。

島内での滞在時間は2時間考えておくとだいぶ余裕がありますよ。
2時間もかからずに行けちゃう無人島の猿島は歴史好き、散歩好き、自然好きな人にお薦めですよ。

次回は再び横須賀に戻って、町の風景をお伝えします。
続く。

今回紹介した猿島についての詳細はこちらから。
→無人島・猿島 | 【TRYANGLE WEB】YOKOSUKA軍港めぐり / 無人島・猿島 / ヨコスカBBQ のトライアングル

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写真はNikon D610+Nikon AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED及びSIGMA 単焦点マクロレンズ MACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSMで撮影しました。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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