鬼怒川方面へのお得なきっぷ「まるごと鬼怒川東武フリーパス」を使って、浅草駅から龍王峡駅へ『秋の栃木へ 2015』その1

10月31日。
旅のスタートは浅草駅です。
いつもは上野駅から旅を始めることが多い僕ではありますが、今回の目的地は東武線・野岩鉄道沿線の龍王峡、川治温泉、湯西川温泉なので、この浅草から始めることにします。
使用するきっぷは「まるごと鬼怒川東武フリーパス」です。

東武鉄道の下今市－新藤原間と野岩鉄道の新藤原－湯西川温泉間が乗り降り自由になり、さらにその沿線を走るバスにも乗れてしまって、4日間有効で4730円です。
ここには浅草からの往復運賃も含まれています。
浅草から湯西川温泉まで単純に往復すると4120円ですので、何回か鉄道を乗り降りするか、バスに乗るかすればすぐに元が取れてしまいます。
その都度切符を買う手間が省けますし、このフリーきっぷを使わない手はないですね。
ただし、特急料金は含まれていないので、スペーシアに乗るときには別途特急券を購入する必要があります。
詳細はこちらから。
→まるごと鬼怒川東武フリーパス | お得なきっぷ | 電車の旅-東武沿線おでかけ情報

今回の旅では別料金がかからない快速列車に乗って浅草を出発します。
浅草駅を出ると進行方向左手に東京スカイツリーの姿が見えてきます。

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東京の新名所となったスカイツリーともしばしのお別れです。
この快速列車はボックスシートなので、ゆっくりお茶でも飲みながらの旅気分を味わうことができますよ。

浅草駅で車両の外観を撮ることができませんでしたが、途中駅でしばし停車があったので撮影のために車両の外に出ました。

日光や鬼怒川温泉方面に行くときはスペーシアというイメージがありますが、乗車券のみで乗ることができるこの快速列車も要チェックですよ。

列車はどんどん山の中に入っていきます。
鬼怒川温泉付近では紅葉が始まっているのがわかりました。

今回の旅での最初の下車駅は龍王峡駅です。
ホームで乗ってきた列車のお見送りをしました。

この龍王峡駅はなかなかおもしろい場所にあるのですよ。
ホームの鬼怒川温泉駅寄りを見てみましょう。

ホームが半分トンネルの中に入っています。
それでは反対側の川治温泉駅方面を見てみましょう。

こちら側は駅を出るとすぐにトンネルです。
そう、龍王峡駅はトンネルとトンネルの間にあるということになります。
浅草からは東武鉄道に乗りましたが、途中の新藤原駅からは野岩鉄道に乗り入れています。
この龍王峡駅は野岩鉄道となりまして、この路線は山深いところを走るのでほとんどがトンネルなのですよ。
鉄道を敷設する多大なる苦労が感じられる路線です。

さてさて、龍王峡駅で下車したのは、駅のすぐ近くに駅名にもなっている龍王峡があるからです。
そこを歩きながら紅葉狩りをすることにしましょう。
次回に続く。

写真はNikon D610+Nikon AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED で撮影し、SILKYPIX Developer Studio Pro6でRAW現像しました。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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