今年の冬の青春18きっぷの最初の旅の目的地は富山でしたが、強風の影響で日本海側のダイヤが乱れに乱れたので富山行きは断念し、信越本線、飯山線、上越線をぐるりと1周することにしました。
前回は直江津から信越本線で長野まで来たことをレポートしたので、今回は長野から豪雪地帯を走る飯山線についてレポートします。
飯山線の車両はJR東日本でよく見るタイプの気動車なのでそんなに面白味はありません。
長野駅12:30発の予定でしたが約2分遅れて発車です。
走り出すと車窓はあたり一面の雪景色で、どこまでも白の世界が広がります。
沿線の家屋には屋根にはしごがかけられていました。
雪かきで屋根に上がるために必要なのがこのはじごなのですね。
ほとんど全ての家にはしごがありましたよ。
戸狩野沢温泉駅で5分ほど停車したのでホームに出てみるとこんなに雪が。
車両と車両の間はすっかり凍っています。
森宮野原駅はJRの日本最高積雪地点のようで、昭和20年2月12日に7.85mを記録したようです。
そして十日町到着。
すっかり吹雪いています。
15:47、定刻通り終点の越後川口駅に到着です。
この飯山線は噂にたがわぬ豪雪地帯を行く路線で、車窓はどこも雪だらけでした。
しかも雪が降っていたのでほとんど景色を楽しむということはできなかったのが残念です。
雪があっても晴れてたらきっときれいな風景をみることができたのでしょうけどね。
もし雪の季節以外や冬でも晴れの日だったら、長野から乗車する場合は進行方向右側の景色がいいと思いますよ。
さて、越後川口からは上越線にのって東京方面に向かいます。
そこでこれまでの雪は実はかわいいものだったということを思い知らされるのです。
冬の青春18きっぷの旅まとめ
・暴風雪という悪天候の中新潟へ 冬の青春18きっぷの旅 その1
・強風の中、信越本線はダイヤどおりの運行が不可能に 冬の青春18きっぷの旅 その2
・普通列車「妙高号」で直江津から長野へ 冬の青春18きっぷの旅 その3
・日本一の豪雪路線、飯山線を行く 冬の青春18きっぷの旅 その4←今ここ
・猛吹雪の中、上越線土合駅へと降り立つ 冬の青春18きっぷの旅 その5
・462段の階段がある日本一のモグラ駅、上越線土合駅 冬の青春18きっぷの旅 その6
・猛吹雪の上越線土樽駅から東京へと帰還 冬の青春18きっぷの旅 その7
写真はNikon D40xで撮影したものです。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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