先日、JR山手線の大塚駅から東京メトロ有楽町線の護国寺駅まで歩いてきました。
もちろん表通りをまっすぐ歩いたのではなく、裏道、路地をぐるぐる周りながら歩いたのです。
この一帯は旧町名が大塚坂下町と言ったそうです。
谷中や月島といった下町以上に入り組んだ細い路地と階段がたくさんあり、まるで迷路を歩いているかのような路地裏散策となりました。
もちろん昭和の風景もたくさん残っており、数歩歩く毎に写真を撮っていたので、まっすぐ進めば20分程で歩ける距離を3時間くらいかけてゆっくり歩いてきました。
春日通りを新大塚方面に歩いていくと向かって右側が崖になっているので、すぐに旧大塚坂下町がどこにあるのかわかります。
大塚坂下町に入るとすぐにThe昭和という感じの(おそらく)廃アパートを発見。
1階部分のドアと2階への階段、壁のテクスチャーがとてもいい感じです。
このドアなんてある種のアートにもなっていると思います。
玄関灯は生きている時はどんな色で輝いていたのだろう。。。
このアパートだけでなく、もう人が住んでいない家は本当にたくさんありました。
この閉じられた雨戸が時代を超越して悲哀を感じさせます。
圧巻だったのがこの3軒連続の廃屋です。
誰も住んでいないのにチラシだけは入れられていました。
2階への階段は閉じられてしまっています。
すっかり色あせてしまった旧町名のままの表札が涙を誘います。
この旧大塚坂下町路地裏散歩はまだまだ始まったばかりです。
旧大塚坂下町路地裏散歩まとめ
・路地裏の廃アパート群 旧大塚坂下町路地裏散歩 その1←今ここ
・坂と階段と路地の迷宮 旧大塚坂下町路地裏散歩 その2
・井戸がある町の風景1/2 旧大塚坂下町路地裏散歩 その3
・井戸がある町の風景2/2 旧大塚坂下町路地裏散歩 その4
・昭和を感じさせる建築群 旧大塚坂下町路地裏散歩 その5
・やっぱり猫がいる! 旧大塚坂下町路地裏散歩 その6
写真はNikon D40xで撮影したものです。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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