秋の北陸旅行2日目の最大の目的地は合掌造りで有名な世界遺産、白川郷!
金沢から白川郷に行くというのはあまり聞かない話ですが実はかなり行きやすいのですよ。
これだとバス1本で1時間15分程で金沢から白川郷に行けてしまうのです。
しかし今回の旅行はいつものようにできるだけ鉄道を使いたかったので、以下のようなプランにしました。
金沢
↓ 北陸本線
高岡
↓ 城端線
城端
↓ 加越能バス
萩町(白川郷への入り口)
約3時間もかかってしまいますが、城端線というローカル線にも乗れるので自分にとってはこの行き方がベストです。
さて、加越能バスで萩町停留所という白川郷の集落への入り口のバス停に着くと、展望台への遊歩道があったので、まずは白川郷を俯瞰しに行きました。
山間にある小さな集落なのですが、たくさんの合掌造りの家が見えます。
ここからの景色だけでもワクワクが止まらなくなり、すぐに展望台を降りて、近くで見ることにしました。
間近で見ると圧巻です。
このような家に今でも人が生活していて、昔からの家を守っているのです。
その中でも神田家というところでは家の中を一般公開していましたので、見学させてもらいました。
中に入るとまずは土間があり、囲炉裏があります。
古い柱時計と、これまたレトロな電話も向こうに見えるのがわかるでしょうか。
この神田家ではお酒を造っていたようで、2階より上ではそのための道具も多数展示されています。
中は普通の家の3階分くらいの高さまであり、そこから集落を眺めることもできます。
合掌造りの家から合掌造りの家を望むこの風景は東京に住んでいる自分からすると夢の世界にいるような感覚でした。
こんな現実離れした空間に、現実に人々の生活があることがとても興味深いです。
ところで、白川郷と言えば「ひぐらしのなく頃に」の雛見沢村のモデルとしても有名です。
聖地巡礼スポットとして欠かせないのがこの白川八幡神社。
そして診療所。
まだまだ探せば「ひぐらしのなく頃に」の舞台となった場所はたくさんあるのでしょうが、とりあえず今回はこれくらいにしました。
白川郷をたっぷり散策したら温泉施設で汗を流すことができます。
ここは有料施設ですが、無料で足湯に入ることができますよ。
しかし、なんとも小さな足湯だこと(笑)
こんな感じで北陸旅行の2日目は北陸地方から離れて岐阜県の山の中、白川郷へ行ってきました。
季節柄、紅葉もとてもきれいでしたよ。
白川郷についてはこちらのホームページをご覧下さい。
展望台から見た合掌造り集落のライブ映像も見ることができますよ。
今日(11月22日)見たら、白川郷に雪が降っていました!
秋の北陸旅行まとめ
・グリーン車用北陸フリーきっぷを使って優雅に金沢へ 秋の北陸旅行 その1
・江戸時代の雰囲気が残るひがし茶屋街 秋の北陸旅行 その2
・ひがし茶屋街休憩館の井戸 秋の北陸旅行 その3
・兼六園と長町武家屋敷跡 秋の北陸旅行 その4
・紅葉が美しい岐阜県の白川郷へ 秋の北陸旅行 その5←今ここ
・高岡と城端を結ぶ城端線乗車記 秋の北陸旅行 その6
・城端ぶらり町歩き 秋の北陸旅行 その7
・工業地帯から海へと続く氷見線乗車記 秋の北陸旅行 その8
・高岡ステーションデパートがシンボルのJR北陸本線高岡駅 秋の北陸旅行 その9
・路面電車の万葉線で高岡駅前から越の潟へ 秋の北陸旅行 その10
・越ノ潟フェリーと如意の渡しで船旅気分を味わう 秋の北陸旅行 その11
・市内電車、富山ライトレールという2つの路面電車が走る富山市内 秋の北陸旅行 その12
・富山ライトレールの終着駅、岩瀬浜周辺散策 秋の北陸旅行 その13
・昭和のまま時が止まってしまったような富山シネマ食堂街 秋の北陸旅行 その14
・高山本線富山ー猪谷間乗車記 秋の北陸旅行 その15
・高山本線猪谷駅周辺の遺構と廃墟 秋の北陸旅行 その16
写真はNikon D40xで撮影したものです。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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